特許
J-GLOBAL ID:200903082383567469

地下水非遮断土留壁構築工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 俊貴 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-017585
公開番号(公開出願番号):特開平7-224420
出願日: 1994年02月14日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 地下水分断による問題を生じさせない土留壁構築工法を提供する。【構成】 鋼管1の所定の位置にバイパス取り付け部材20を設ける。鋼管1に切り込み2を形成し、内側にチューブ3を仮止めする。このような元水路管10をSMW削孔に建て込み、スラリー硬化前にチューブ3を膨らませ鋼管1内からスラリーを押し出し、スラリー硬化後チューブ3を引き抜き、代わりに砂利を投入し、バイパス取り付け部材20にバイパス管を取り付ける。
請求項(抜粋):
建築現場において地山と掘削溝との間に止水のための土留壁を構築する工法であって、(a)土留壁を構築する位置に削孔してスラリーが溜まった互いに並列して連通している複数の孔からなる孔列を形成する第一工程、(b)この第一工程の後、所定の位置に地下水用のバイパス取り付け部材を設けた補強用長尺基材を、バイパス取り付け部材が前記掘削溝側に向くように前記孔列内に建て込む第二工程、(c)この第二工程の後、少なくとも前記補強用長尺基材の上端部からバイパス取り付け部材まで達する長さを有するチューブを、前記スラリー中においてその補強用長尺基材の地山側に沿わせて膨らませることにより、少なくともその補強用長尺基材の上端部からバイパス取り付け部材の間のスラリーを押しのける第三工程、(d)この第三工程の後、スラリー硬化後にチューブを取り外し、チューブが押しのけていた空間に砂利を投入する第四工程、および(e)この第四工程の後、前記バイパス取り付け部材に地下水用のバイパス管を前記砂利の入った空間に連通するように取り付ける第五工程を具えることを特徴とする地下水非遮断土留壁構築工法。

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