特許

J-GLOBAL ID：200903082385035600

連続鋳造用鋳型の表面処理方法および連続鋳造用鋳型

発明者： 原田 良夫 ,  三船 法行
出願人/特許権者： トーカロ株式会社
代理人 (1件)： 小川 順三 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-188404
公開番号（公開出願番号）：特開平8-052535
出願日： 1994年08月10日
公開日（公表日）： 1996年02月27日
要約：

【要約】【目的】 鋳型の内壁面に、耐摩耗性および密着性に優れる他、耐熱性や耐食性にも優れる鋳型表面処理皮膜を有利に形成するための方法と、これらの諸特性に優れた連続鋳造用鋳型を提案すること。【構成】 銅製鋳型の内面に、自溶合金または炭化物を含む自溶合金の溶射層を溶射法によって形成し、さらに、高温の水素ガスを含むハロゲン化クロム蒸気中で熱処理を行うことにより、この自溶合金溶射皮膜の表面層を緻密化するとともに、アンダーコート金属とも冶金的拡散反応を行わせて強固な結合を得る。それと同時に、自溶合金皮膜中に含まれている炭化物とも反応させて高硬度のCr23C6型炭化クロムを形成することにある。

請求項（抜粋）：

鋳型本体の内壁面の少なくとも一部に、自溶合金溶射皮膜を形成し、次いでこの自溶合金溶射皮膜を、水素ガスを含むハロゲン化クロム含有雰囲気中で熱処理することにより、該自溶合金溶射皮膜の一部にCr23C6型炭化物を被覆・含浸してなる改質層を形成することを特徴とする連続鋳造用鋳型の表面処理方法。

IPC (5件)：

B22D 11/04 312 ,  B22D 11/04 ,  C23C 4/08 ,  C23C 4/10 ,  C23C 4/18