特許
J-GLOBAL ID:200903082390983036

気中打設の締固め不要コンクリートの配合設計法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 南 孝夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-241921
公開番号(公開出願番号):特開平7-060742
出願日: 1993年08月24日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 施工の良否の影響を受けない、締固め不要のコンクリート用配合設計を提供する。【構成】 水硬性無機質粉体、細骨材、粗骨材、水、高性能AE減水剤および/または高性能減水剤、ならびに所望によりAE剤、高分子材料、および化学混和剤を配合成分として使用して、下記のa〜fを算出、設定、調整することにより気中打設の締固め不要コンクリート製造用組成物を配合設計する方法。a.製造するコンクリートに使用する水硬性無機質粉体の拘束水比および粗骨材の実績率。b.コンクリートの空気量。c.粗骨材量。d.細骨材量。e.水と水硬性無機質粉体との容積比。f.前記a〜eより設定した配合条件により調整したコンクリート組成物のスランプフロー値。
請求項(抜粋):
水硬性無機質粉体、細骨材、粗骨材、水、高性能AE減水剤及び/又は高性能減水剤、ならびに所望によりAE剤、高分子材料、および化学混和剤を配合成分として使用して、下記のa〜fの手順により気中打設の締固め不要コンクリート製造用組成物の配合設計法。a.製造するコンクリートに使用する水硬性無機質粉体の拘束水比(βp vol%)と、粗骨材の実績率(Glim vol%)とを実験的に求める。b.コンクリートの空気量(A vol%)を設定する。c.下記(1)式によりG/Glimを0.4〜0.55として、粗骨材量(G)を算出する。 粗骨材量 G(vol/m3)=(1000-A×10)×実績率×(G/Glim)..(1)d.下記(2)式によりScを0.35〜0.48として、細骨材量(S)を算出する。 細骨材量 S(vol/m3)=(1000-A×10-G)×(Sc)............(2)e.下記(3)式によりkpを0.70〜1.20として、水と水硬性無機質粉体との容積比である水粉体容積比(W/P)を算出する。 水粉体容積比 W/P(vol%)=拘束水比(βp)×(kp)..............(3)f.前記a〜eの手順により設定した配合条件によりコンクリート組成物を製造し、そのコンクリート組成物に、所望によりAE剤を使用して空気を連行し、所望により高分子材料及び/又は化学混和剤を添加し、高性能AE減水剤及び/又は高性能減水剤を添加し、スランプフロー値が50〜70cmの範囲になるように調整する。
IPC (7件):
B28C 7/04 ,  C04B 28/02 ,  C04B 14:06 ,  C04B 14:04 ,  C04B 24:04 ,  C04B 24:20 ,  C04B 24:38

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