特許
J-GLOBAL ID:200903082397069089

イベントログ格納方式、イベントログ格納方法、および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-282096
公開番号(公開出願番号):特開2001-101038
出願日: 1999年10月01日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】イベントログ格納領域を先頭から終端に向けてアドレス順に走査するため、上書きされずに保存されるイベントログ数が管理対象ノード6a〜6c間で大きく偏るという問題点がある。【解決手段】本発明は、ネットワーク管理システムにおけるイベントログ情報の格納方式に関して、イベントログがイベント格納領域31の上限に達するまでは管理対象毎のイベントログ数に上限なくイベントログを蓄積できるようにするとともに、イベントログがイベントログ格納領域31の上限に達した後は、有限なイベントログ格納領域31の範囲内で各管理対象毎に保存されるイベントログ数が均等になるように各管理対象ノード6a〜6cへ最適にイベントログ格納領域31を配分できるイベントログ格納方式を提供することを目的とする。
請求項(抜粋):
ネットワークの管理対象ノードに障害等が発生した場合、それをイベントとしてネットワーク経由でネットワーク管理マネージャ(以降、マネージャと称す。)の存在するノードに収集し、イベントログとしてマネージャの外部記憶装置上に格納する機能を備えたネットワーク管理システムにおいて、(a)ネットワークを介して管理対象ノードからイベントを受信するイベント受信手段と、(b)前記イベント受信手段が受信したイベントをイベントログとして格納するためのイベントログ格納領域と、(c)前記イベントログ格納領域を管理対象ノード毎にイベントログを格納する領域と、どの管理対象ノードからも格納されていない未使用領域とに区分し、格納される1つのイベントログ単位に前記イベントログ格納領域における格納位置を記憶する格納位置エントリと、(d)前記格納位置エントリを管理対象ノード毎にイベントログが格納された時系列順序でリスト化し、イベントログが格納されていない未使用領域についてもリスト化した格納位置エントリリストと、(e)前記格納位置エントリリストにリストされた格納位置エントリの数を管理対象ノードと未使用領域に対して保持するイベントログ格納領域管理テーブルと、(f)前記イベント受信手段が新規にイベントを受信すると、前記イベントログ格納領域管理テーブルを検索し、未使用領域の格納位置エントリの数が1以上であれば未使用領域の格納位置エントリリストの先頭の格納位置エントリを選択し、未使用領域がなければ格納位置エントリの数の最も多い管理対象ノードの格納位置エントリリストの先頭の格納位置エントリを選択するイベントログ格納位置選択手段と、(g)前記イベントログ格納位置選択手段が選択した格納位置エントリが記憶する位置に書き込みアドレスを移動し、受信したイベントをイベントログとして書き込むイベントログ書き込み手段と、(h)前記イベントログ格納位置選択手段が前記選択した格納位置エントリをリストされた格納位置エントリリストから取りはずし格納領域管理テーブルの当該リストに対応する格納位置エントリの数を1減算し、前記イベント受信手段が新規に受信したイベントの送信元ノードの格納位置エントリリストの終端にリストし格納領域管理テーブルの当該リストに対応する格納位置エントリの数を1加算するイベントログ格納領域管理テーブル更新手段と、を有することを特徴とするイベントログ格納方式。
IPC (2件):
G06F 11/34 ,  G06F 15/177 672
FI (2件):
G06F 11/34 H ,  G06F 15/177 672 G
Fターム (9件):
5B042GB09 ,  5B042MA08 ,  5B042MA17 ,  5B042MC15 ,  5B042MC18 ,  5B042MC35 ,  5B045DD02 ,  5B045JJ08 ,  5B045JJ09

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