特許
J-GLOBAL ID:200903082397547827

燃料電池システム解凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-126071
公開番号(公開出願番号):特開2000-315514
出願日: 1999年05月06日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 低温環境下での運転停止後の起動が確実に行えるようにする。【解決手段】 この燃料電池システム解凍装置は、燃料電池システム2を起動する場合に、温度検出手段51の検出する温度があらかじめ定められた基準温度より低いときには、空気流路切替え手段52により空気加熱器26を通過して加熱された空気がバッテリ加熱流路100に流れるように流路を切替え、温度検出手段51の検出温度が基準温度を超えていれば、あるいは超えるようになれば空気流路切替え手段52により加熱空気を配管加熱流路200に流れるように流路を切替える。これによって、水配管系統300内の水が凍結していることが予測できるような低温環境下で燃料電池システム2を始動する場合、最初に少ない消費電力でバッテリ自身を温め、温度が基準温度を超えればバッテリ以外の機器と配管に対する配管加熱流路に加熱空気が流してバッテリ以外の機器、配管を解凍する解凍手順をとる。
請求項(抜粋):
改質器により生成した水素リッチな改質ガスを燃料電池のアノード側に、空気コンプレッサより送られる空気を燃料電池のカソード側に供給し、電池反応によって電力を発生する燃料電池システムにおいて、前記改質器の燃焼排ガスによって前記空気コンプレッサより送られる空気を加熱する空気加熱器と、前記空気加熱器を通過して加熱された空気の流路としての、バッテリを加熱して前記改質器に戻るバッテリ加熱流路及び前記バッテリ以外の機器と配管を加熱して前記改質器に戻る配管加熱流路と、前記燃料電池システムの代表温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の検出する前記代表温度があらかじめ定められた基準温度より低い場合には前記バッテリ加熱流路に、前記代表温度が前記基準温度より高い場合には前記配管加熱流路に前記空気加熱器を通過して加熱された空気が流れるように流路を切替える空気流路切替え手段とを備えて成る燃料電池システム解凍装置。
FI (2件):
H01M 8/04 X ,  H01M 8/04 Z
Fターム (8件):
5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027BC11 ,  5H027CC03 ,  5H027DD03 ,  5H027KK28 ,  5H027KK48 ,  5H027MM16

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