特許
J-GLOBAL ID:200903082406057234

クラッド鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-065014
公開番号(公開出願番号):特開平5-261568
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 鋼管の溶体化処理の不要な高品質・高能率の大径クラッド鋼管の製造方法。【構成】 低C-Nb-微量Ti系を基本とする母材とステンレス鋼またはニッケル合金の合わせ材を溶接してスラブを組立て、特定のTMCP条件で圧延し、ついで鋼管に成形、内面シーム溶接を特定のワイヤを使用した3電極MIG溶接で、外面溶接を多電極潜弧溶接で行なう。【効果】 大径クラッド鋼管の溶体化処理が不要となり、またシーム溶接の能率が著しく向上した。
請求項(抜粋):
ステンレス鋼またはニッケル合金の合わせ材と重量%でC :0.02〜0.07、 Si:0.5以下、Mn:1.0〜1.8、 P :0.03以下、S :0.005以下、 Nb:0.02〜0.15、Ti:0.005〜0.03、 Al:0.05以下、N :0.002〜0.006、に必要に応じて、さらにV :0.01〜0.1、 Ni:0.05〜1.0、Cu:0.05〜1.0、 Cr:0.05〜0.5、Mo:0.05〜0.3、 Ca:0.001〜0.005、の1種または2種以上を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼母材とを重ね合わせて四周を溶接してスラブを組立て、これを1100°C〜1250°Cの温度に加熱後、圧下比5以上、圧延終了温度850°C〜1000°Cで圧延し、60〜200秒の間空冷した後、750°C以上の温度から5〜40°C/秒の冷却速度で550°C以下の任意の温度まで冷却、その後空冷してクラッド鋼板を製造、ついで合わせ材を内側にして鋼管に成形し、そのシーム溶接において、内側から先行電極に低合金ソリッドワイヤ、オシレーション機能をもたせた中間電極にフラックス入り高合金ワイヤ、溶接線と直角方向に並列に2つの電極を配置した後行電極にフラックス入り高合金ワイヤを使用してMIG溶接を行なった後、外側から低合金ワイヤを使用して多電極潜弧溶接することを特徴とするクラッド鋼管の製造方法。
IPC (7件):
B23K 20/04 ,  B21C 37/14 ,  B23K 9/025 ,  B23K 9/173 ,  B23K 9/18 ,  B23K 9/23 ,  C22C 38/00 301

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