特許
J-GLOBAL ID:200903082406278605

磁気ディスク装置及びバイアス電流制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-210035
公開番号(公開出願番号):特開平7-065306
出願日: 1993年08月25日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 MRヘッドのバイアス電流を自動的に調整して最適にすることにより、前記MRヘッドの再生信号の飽和による非対称歪みを抑えること。【構成】 本発明において、磁気ディスク50からMRヘッド1で読み出された再生信号がヘッドアンプ2を介して周波数分析部3に入力され、ここで偶数次高調波成分のみが抽出されて比較部5に入力される。比較部5は入力される偶数次高調波成分と基準周波数発生部4から出力される基準信号とを比較して、その差分をバイアス制御部6に出力する。バイアス制御部6は入力される差分が0となるようなバイアス電圧をヘッドアンプ2に与えることにより、ヘッドアンプ2からMRヘッド1に供給されているバイアス電流を最適化して、MRヘッド1から歪みのない再生信号を得るようにしている。
請求項(抜粋):
MRヘッドを用いて磁気ディスクからデータを読み出す磁気ディスク装置において、前記MRヘッドで磁気ディスクから周波数一定のデータを読み出して得た再生信号に周波数分析を施す周波数分析手段と、この周波数分析手段の分析結果から偶数次高調波成分を抽出する抽出手段と、前記MRヘッドからの前記再生信号に非対称の歪みがない場合に前記抽出手段から出力されるはずの信号を基準信号として出力する基準信号発生手段と、前記抽出手段により抽出された偶数次高調波成分と前記基準信号発生手段から出力される基準信号とを比較して両者の差分を得る比較手段と、この比較手段から得られる差分が最小となるように前記MRヘッドへ供給するバイアス電流値を制御する制御手段とを具備したことを特徴とする磁気ディスク装置。
IPC (3件):
G11B 5/02 ,  G11B 5/09 321 ,  G11B 5/39

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