特許

J-GLOBAL ID：200903082409159283

輝度信号色信号分離装置

発明者： 渡部 尚人 ,  川真田 康人
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 小鍜治 明 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-017275
公開番号（公開出願番号）：特開平5-219521
出願日： 1992年02月03日
公開日（公表日）： 1993年08月27日
要約：

【要約】【目的】 複合映像信号を輝度信号と搬送色信号に分離する輝度信号色信号分離装置において、分離された搬送色信号及び輝度信号に入力画像に応じて混入されるクロスルミナンスおよびクロスカラー妨害を抑えることのできる具体的構成を提供する。【構成】 複合映像信号を輝度信号と搬送色信号に分離するために使用される適応クシ形フィルタ6のパターン判別回路60からの垂直相関の有無を示す判別信号に応じて分離された搬送色信号系に挿入されたバンドパスフィルタ70、71の帯域を適応的に切り換えてクロスルミナンスおよびクロスカラー妨害を抑える構成とする。

請求項（抜粋）：

帯域フィルタと複数の1水平走査期間(1H)遅延素子とにより分離すべき複合映像信号から互いに1Hずつ遅延した第一、第二、第三の搬送色信号を抽出する手段と、その第一、第二、第三の搬送色信号間の振幅比較により前記複合映像信号の垂直相関度を検出する垂直相関度検出手段と、その検出された垂直相関度に応じて前記第一と第二の搬送色信号間あるいは第二と第三の搬送色信号間のクシ形フィルタ出力ならびに前記第二の搬送色信号のいずれか1つを選択的に出力する適応クシ形フィルタと、前記垂直相関度に応じて前記適応クシ形フィルタの出力の通過帯域を制御する帯域フィルタ手段と、前記複合映像信号を1H遅延した遅延複合映像信号から前記帯域フィルタ手段の出力を減算する減算手段とを有し、前記帯域フィルタ手段より分離された搬送色信号を、前記減算手段より分離された輝度信号をそれぞれ得ることを特徴とする輝度信号色信号分離装置。