特許
J-GLOBAL ID:200903082419154930

多層構造スチレン系共重合体の製造方法、多層構造スチレン系共重合体及び多層構造スチレン系共重合体の成形品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-078732
公開番号(公開出願番号):特開平11-279239
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】流動性、耐衝撃性、耐候性、透明性、耐熱性、機械的強度、光沢度等のバランスに優れた成形品が得られるスチレン系共重合体の製法の提供。【解決手段】(1)〜(5)を含むスチレン系共重合体の製法、該共重合体及び該共重合体成形品。(1)スチレン50重量%以上、多官能性単量体50重量%以下を乳化重合、(2)炭素数1〜8の(メタ)アクリル酸エステル94.5重量%以上、多官能性単量体5重量%以下、式(I)の金属錯体0.5重量%以下を加え乳化重合、(CH2COCH2COCH3)n-M(I)[nは1〜4、Mは金属原子](3)スチレン、炭素数1〜8の(メタ)アクリル酸エステル、シアン化ビニル化合物のうち少なくとも1種と、多官能性単量体を加え乳化重合、(4)スチレン50〜84.999重量%、シアン化ビニル化合物15〜40重量%、多官能性単量体10重量%以下を加え乳化重合。(5)スチレン60〜90重量%、シアン化ビニル化合物10〜40重量%を加え乳化重合。
請求項(抜粋):
下記の段階(1)〜(5)を含む多層構造スチレン系共重合体の製造方法。(1):スチレン50〜99.999重量%と、多官能性単量体0.001〜50重量%とを含んで乳化重合させる。(2):炭素数1〜8の(メタ)アクリル酸エステル94.5〜99.998重量%と、多官能性単量体0.001〜5重量%と、下記一般式(I)で表される金属錯体0.001〜0.5重量%とを追加配合して乳化重合させる。【化1】(CH2COCH2COCH3)n-M (I)[nは1〜4の整数であり、Mは金属原子を表す。](3):スチレン、炭素数1〜8の(メタ)アクリル酸エステルおよびシアン化ビニル化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の重合成分0〜99.999重量%(但し、0重量%は除く。)と、多官能性単量体0.001〜100重量%(但し、100重量%は除く。)とを追加配合して乳化重合させる。(4):スチレン50〜84.999重量%と、シアン化ビニル化合物15〜40重量%と、多官能性単量体0.001〜10重量%とを追加配合して乳化重合させる。(5):スチレン60〜90重量%と、シアン化ビニル化合物10〜40重量%とを追加配合して乳化重合させる。
IPC (4件):
C08F285/00 ,  C08F212/08 ,  C08L 25/08 ,  C08L 51/00
FI (4件):
C08F285/00 ,  C08F212/08 ,  C08L 25/08 ,  C08L 51/00

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