特許
J-GLOBAL ID:200903082428666668

乗物用防犯管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-264651
公開番号(公開出願番号):特開平10-110562
出願日: 1996年10月04日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 乗物の乗客又は乗務員の全員が乗物から降りた際に、ドアロックを部外者が解錠して乗物内へ侵入することを防止することができる乗物用防犯管理システムを提供することを課題とする。【解決手段】 子機としてのタグ5は、このタグ5を所持している乗客又は乗務員固有の識別情報を格納するメモリ27を備える一方、親機3は、この親機3が設置されている乗物に属する乗客又は乗務員全員の識別情報と、この識別情報に対応する乗客又は乗務員のそれぞれが、乗客か又は乗務員かを表す乗客/乗務員識別情報とを格納する内部メモリ15と、この親機3とタグ5との間で通信が成立したとき、メモリ27に格納されている識別情報と、内部メモリ15に格納されている識別情報とを照合し、この照合結果から、当該タグ5を所持している人物が当該乗物の乗務員であると判定されたとき、ドアロック22へ解錠指令を行う親親制御部9とを備えている。
請求項(抜粋):
乗物の乗降口付近に設けられた親アンテナを介して電磁波を送受信する親送受信手段を備えた親機と、当該親機との間で子アンテナを介して電磁波を送受信する子送受信手段を備え、乗物の乗客又は乗務員全員にそれぞれ所持させられる子機とから構成され、当該親機と当該子機との間で通信を行い、乗物の乗降口に設けられたドアに施されるドアロックを解錠することにより、乗物内の防犯管理を行う乗物用防犯管理システムであって、前記子機は、当該子機を所持している乗客又は乗務員固有の識別情報を格納する子機側情報格納手段を備える一方、前記親機は、当該乗物の乗降口付近に乗客又は乗務員が接近したとき、当該乗客又は乗務員が所持している前記子機との間で通信が成立する如く通信領域が設定されており、さらに、前記親機は、当該親機が設置されている乗物に属する乗客又は乗務員全員の前記識別情報と、当該識別情報に対応する乗客又は乗務員のそれぞれが、乗客か又は乗務員かを表す乗客/乗務員識別情報とを格納する親機側情報格納手段と、当該親機と前記子機との間で通信が成立したとき、子機側情報格納手段に格納されている識別情報と、親機側情報格納手段に格納されている識別情報とを照合し、当該照合結果に基づいて、当該子機を所持している乗客又は乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属する乗客又は乗務員であるか否かを判定する属否判定手段と、当該属否判定手段において、当該子機を所持している乗客又は乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属する乗客又は乗務員であると判定されると、前記親機側情報格納手段から、当該子機を所持している乗客又は乗務員に対応する前記乗客/乗務員識別情報を読み出すとともに、当該読み出した乗客/乗務員識別情報に基づいて、前記ドアロックの解錠を指令する解錠指令手段と、当該解錠指令手段からの前記ドアロックの解錠指令に従って当該ドアロックを解錠する解錠実行手段と、を備えてなることを特徴とする乗物用防犯管理システム。
IPC (2件):
E05B 49/00 ,  B60J 5/00
FI (2件):
E05B 49/00 J ,  B60J 5/00 M

前のページに戻る