特許
J-GLOBAL ID:200903082437666786

電解槽

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-226640
公開番号(公開出願番号):特開2001-049480
出願日: 1999年08月10日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】【課題】 銀の濃度が高いうちは金属銀の電解還元析出が優先するが、銀の析出電位と硝酸の還元電位が近いため、銀の濃度が低下すると副反応として亜硝酸の生成が始まり、亜硝酸濃度が高くなるにつれて一旦析出した金属銀は溶解し始め、銀の溶解によってさらに亜硝酸を生成するため電解還元を継続していても最終的に全ての銀が再溶解するという課題があった。【解決手段】 Ag(I)を含む硝酸溶液中に第2主電極6と副電極7を置き、電解酸化工程ではいずれも正極としてAg(II)を効率的に生成せしめ、電解還元工程では何れかを正極としてAg(II)を生成せしめつつ、他を負極として銀を金属として析出させる。銀の析出を阻害する亜硝酸の存在が抑制されるため溶液中の銀濃度を著しく低くすることができ、Ag(I)濃度が低下して最終的にAg(II)が直接金属銀として析出する高い電位を検出して電解還元工程の終点とする。
請求項(抜粋):
隔膜を隔てて相対して正極と負極になる一対の主電極からなる電解槽において、正極となる主電極と同じ電解液中に極性を切り替えられる一つの副電極があることを特徴とする電解槽。
IPC (4件):
C25C 1/20 ,  C25C 1/00 301 ,  C25C 7/02 302 ,  C25C 7/02
FI (4件):
C25C 1/20 ,  C25C 1/00 301 A ,  C25C 7/02 302 D ,  C25C 7/02 302 Z
Fターム (10件):
4K058AA21 ,  4K058BA23 ,  4K058BB04 ,  4K058CA23 ,  4K058DD02 ,  4K058DD13 ,  4K058DD17 ,  4K058DD18 ,  4K058EB16 ,  4K058ED04

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