特許
J-GLOBAL ID:200903082438608399

摩砕プレート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 正巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-082490
公開番号(公開出願番号):特開平6-101188
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 蒸気の除去が容易でパルプが精砕領域に良好に保留され、高品質のパルプが生産できるリファイナディスク用の摩砕プレートを提供すること。【構成】 中心と実質的に円形の周縁部102を有するリファイナディスク100の面104に用いる摩砕プレート10が、リファイナディスクの面104上に側部同志を並べて配設され、中心に近い内縁部22とリファイナディスク周縁部に近い外縁部24とを有する実質的に環状の精砕領域を形成する複数の摩砕プレートセグメント12を包含している。それぞれの摩砕プレートセグメント12は実質的に半径方向に延在し、バーとバー間の溝とから成るパターンを有し、これにより精砕される材料および精砕中に生ずる蒸気が精砕領域の内縁部22から外縁部24に向う方向に溝内を流れる。このパターンは、実質的に半径方向に向いた内側バー30と内側溝32から成る内側パターン18と、45度の角度で傾斜している外側バー36と外側溝38から成る外側パターン20とを包含する。内側パターンの内側溝32にはせき34が設けてある。
請求項(抜粋):
リファイナディスクの面上に側部同志をくっつけて配設されリファイナディスク中心に近い内縁部とリファイナディスク周縁部に近い外縁部とを有する実質的に環状の精砕領域を形成する複数の摩砕プレートセグメントを包含し、それぞれの摩砕プレートセグメントが実質的に半径方向に延び、バーとバー間の溝とから成るパターンを有し、これによって、精砕される材料および精砕中に生ずる蒸気が前記溝の中をおおよそ前記精砕領域の内縁部から外縁部へ向う方向に流れることができるようにしたこと、および前記パターンが、実質的に半径方向に向く内側バーと内側溝とから成り実質的に各内側溝がここを流れる材料の半径方向流れを中断するせきの構造を有するようにした内側パターンと、外側バーと外側溝とから成り前記内側溝を流れる流れの方向に対して少なくともおおよそ45度の角度で前記内側パターンから前記摩砕プレートセグメントの外縁部へと延在する、表面せきのない流れチャンネルを画成している外側パターンとを包含することを特徴とする、中心と実質的に円形の周縁部とを有するリファイナディスクの表面に用いる摩砕プレート。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭47-023321
  • 特公昭57-048676

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