特許
J-GLOBAL ID:200903082444195829

残留エコー制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-348963
公開番号(公開出願番号):特開平6-204916
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 ハイブリッドトランスのインピーダンス不整合による残留エコーの抑圧を制御して通話品質を向上させる。【構成】 残留エコー制御回路に、エコー経路推定時の残留エコーレベルを安定的に測定し、この測定した推定値をもとにしてある閾値を設定する残留エコーレベル推定回路106、および設定された閾値を基準に通話状態に応じてエコーキャンセラ13からの残差信号(RES信号)に加える抑圧量を制御し送信出力信号を送出する抑圧量制御回路105を備える。
請求項(抜粋):
送信入力信号および受信入力信号を入力して双方向の通話状態を検出し、適応型FIR(有限時間インパルス応答)フィルタにより受信入力信号が送信入力信号に回り込むエコーを推定する双方向通話状態検出回路と、推定されたエコーを送信入力信号から差引いて残差信号(RES)として出力するとともに、エコー経路の推定動作およびその推定動作の停止を制御するエコーキャンセラと、残差信号および受信入力信号により残留エコーの制御を行い送信出力信号を送出する残留エコー制御回路とを備えた残留エコー制御装置において、前記双方向通話状態検出回路に、前記エコーキャンセラが出力する残差信号を参照しエコー経路推定制御動作を禁止させるINH(インヒビット)信号を出力する手段を含み、前記残留エコー制御回路に、前記エコーキャンセラからの残差信号に基づき残留エコーレベルを推定し閾値信号(THR)を発生する残留エコーレベル推定回路と、この残留エコーレベル推定回路からの閾値信号に基づき残留エコーの抑圧量を適応的に制御する抑圧量制御回路とを備えたことを特徴とする残留エコー制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭56-033022
  • 特開昭62-066727
  • 特開平3-113923

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