特許
J-GLOBAL ID:200903082444621119

ピストンリングの組付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-108169
公開番号(公開出願番号):特開平5-301128
出願日: 1992年04月27日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【構成】 ピストンのリング溝に組付けられた組オイルリング用のスペーサリングSの下側の溝部GLにサイドレールリングRLを組付ける際に、溝部GLの下側の溝面と略同レベルに規制部材1aを配置し、リングRLを拡径状態で装着するガイド部材2の下端と規制部材1aとの間にリングRLの波打ちを許容する隙間を確保した状態でリングRLを押圧部材3によりガイド部材2の下端から押出す。ガイド部材2からの押出し直前においてリングRLは波を打ち、ガイド部材2の先方に湾曲して突出する波打ち部RLaが規制部材1aに当接する。そして、押出し後リングRLの弾性復元力により波打ち部RLaを起点にしてリングRLの他の部分が溝部GLに寄び込まれる。【効果】 ガイド部材をピストンに対して正確に位置決めしなくてもサイドレールリングを溝部に組付けることができる。
請求項(抜粋):
ピストンの外径より大径なガイド部材の外周に装着されるピストンリングをガイド部材の先端から押出してピストンの溝部に組付ける方法において、前記溝部のガイド部材の先端から遠い方の溝面を含む平面とガイド部材の先端との間にピストンリングの波打ちを許容する隙間を確保した状態でガイド部材の先端からピストンリングを押出すことを特徴とするピストンリングの組付方法。

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