特許
J-GLOBAL ID:200903082446559798
ポリマー粒子およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大渕 美千栄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-299426
公開番号(公開出願番号):特開平11-116608
出願日: 1997年10月16日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 一段の重合操作で、従来のソープフリー重合よりさらに大粒子径であって、かつ均一径のポリマー粒子を再現性よく製造することができるポリマー粒子の製造方法およびポリマー粒子を提供する。【解決手段】 ポリマー粒子の製造方法は、水系媒体中において、重合開始剤、例えば陰イオン性ラジカルを生成する重合開始剤の存在下でビニル系モノマーを重合させて1次ポリマー粒子を形成するとき、重合前および1次ポリマー粒子の形成中の少なくとも一方において、前記1次ポリマー粒子の表面電荷の極性と逆の極性の第1の界面活性剤、例えば陽イオン界面活性剤を添加し、前記1次ポリマー粒子の表面電位を低下させて該1次ポリマー粒子を凝集させることにより核ポリマー粒子を形成する。その後、第2の界面活性剤、例えば陰イオン界面活性剤を添加して前記核ポリマー粒子の分散を安定化させた状態で、さらに重合を継続する。前記第2の界面活性剤は、前記核ポリマー粒子の数がほぼ一定となる、核形成期間終期の以後に添加される。
請求項(抜粋):
水系媒体中において、重合開始剤の存在下でビニル系モノマーを重合させて1次ポリマー粒子を形成するとき、重合前および1次ポリマー粒子の形成中の少なくとも一方において、前記1次ポリマー粒子の表面電荷の極性と逆の極性の第1の界面活性剤を添加し、前記1次ポリマー粒子の表面電位を低下させて該1次ポリマー粒子を凝集させることにより核ポリマー粒子を形成し、その後、第2の界面活性剤を添加して前記核ポリマー粒子の分散を安定化させた状態で、さらに重合を継続することを特徴とする、ポリマー粒子の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭63-072715
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特開昭62-063856
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特開昭61-019602
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