特許
J-GLOBAL ID:200903082450695612

中空筒構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川和 高穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-174396
公開番号(公開出願番号):特開2001-003675
出願日: 1999年06月21日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】複数の鋼製セグメント3を連結して中空筒構造体1を構成し、地下に沈設し、底部にコンクリート31を打設し養生して底版33を形成する際に、コンクリートとの継目の強度が弱く、いわゆる押し抜きと呼ばれる破壊現象が生じてしまうのを防止する。【解決手段】中空筒構造体1を構成する最下段、すなわち一段目の鋼製セグメント3と二段目の鋼製セグメント3のそれぞれの厚さに差を設け、これにより段差25を形成する。すなわち、二段目の鋼製セグメント3を構成する下の主桁5の部分が、オーバーハング状の段差25を形成する。この段差によりコンクリート31と噛み合い、コンクリートとの間に生じる大きな圧力を受ける。
請求項(抜粋):
複数の鋼製セグメントが互いに周方向および軸方向に連結された構成を有し、地下に沈設される中空筒構造体であって、前記各鋼製セグメントは、前記中空筒構造体の周方向に長く、互いに平行に配置される主桁と、この主桁を各左右端部において各々接続する左右一対の継手板と、前記主桁の中央部分を縦方向に接続する縦リブと、これら主桁、継手板、及び縦リブに対し張り渡されるスキンプレートと、を有してなり、各鋼製セグメントにおける厚さ、すなわち主桁幅とスキンプレート厚さの合計は、主桁の部分で一定であり、最下段である一段目の鋼製セグメントの厚さは、二段目の鋼製セグメントの厚さに対し、小さくなっていることにより、一段目と二段目の間の鋼製セグメントの主桁の部分がオーバーハング状の段差を形成していることを特徴とする中空筒構造体。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 地下沈設用鋼製中空筒体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-296450   出願人:日本鋼管ライトスチール株式会社, 株式会社加藤建設
  • 特開平4-297615
  • 深礎工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-188397   出願人:株式会社佐藤組, 東洋ゴム工業株式会社

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