特許
J-GLOBAL ID:200903082457036754

冷凍機作動流体用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細田 芳徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-317272
公開番号(公開出願番号):特開平9-137181
出願日: 1995年11月10日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【解決手段】(A)環状ケタールあるいは環状アセタールを主成分とする基油、(B)酸性リン酸エステル、(C)アミン化合物、および(D)ハイドロフルオロカーボンを含有する冷凍機作動流体用組成物。【効果】本発明により、熱安定性、電気絶縁性に優れ、加水分解によるカルボン酸の発生が無く、吸湿性が低く、かつ安価な潤滑油組成物が提供され、かかる潤滑油組成物とハイドロフルオロカーボンを配合した本発明の冷凍機作動流体用組成物は、金属接触面における摩耗量の低減が可能であり、相溶性に優れ、熱安定性、電気絶縁性、吸湿性に優れ、加水分解によるカルボン酸の発生が無く、かつ安価なものである。
請求項(抜粋):
(A)環状ケタールあるいは環状アセタールを主成分とする基油、(B)一般式(I)及び/又は(II)【化1】(式中、X1 及びX2 は同一であっても又は異なっていてもよく、炭素数2〜4の直鎖又は分岐アルキレン基を表し、p及びqは0〜30を表し、X3 及びX4は同一であっても又は異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜18を有する直鎖アルキル基、炭素数3〜18を有する分岐鎖アルキル基、炭素数2〜18を有する直鎖アルケニル基、炭素数3〜18を有する分岐鎖アルケニル基、炭素数6〜18を有するアリール基、炭素数7〜18を有するアラルキル基、炭素数1〜18を有するハロゲン化アルキル基、又は炭素数6〜18を有するハロゲン化アリール基を表すが、p及びqが共に0の時はX3 及びX4 は同時に水素原子ではない。)【化2】(式中、X5 は炭素数2〜4の直鎖又は分岐アルキレン基を表し、rは0〜30を表し、X6 は水素原子、炭素数1〜18を有する直鎖アルキル基、炭素数3〜18を有する分岐鎖アルキル基、炭素数2〜18を有する直鎖アルケニル基、炭素数3〜18を有する分岐鎖アルケニル基、炭素数6〜18を有するアリール基、炭素数7〜18を有するアラルキル基、炭素数1〜18を有するハロゲン化アルキル基、又は炭素数6〜18を有するハロゲン化アリール基を表し、X7 は、炭素数1〜18を有する直鎖アルキル基、炭素数3〜18を有する分岐鎖アルキル基、炭素数2〜18を有する直鎖アルケニル基、炭素数3〜18を有する分岐鎖アルケニル基、炭素数6〜18を有するアリール基、炭素数7〜18を有するアラルキル基、炭素数1〜18を有するハロゲン化アルキル基、又は炭素数6〜18を有するハロゲン化アリール基を表す。)で表される酸性リン酸エステル、(C)一般式(III)【化3】(式中、X8 、X9 、X10及びX11は、同一であっても又は異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜18を有する直鎖アルキル基、炭素数3〜18を有する分岐鎖アルキル基、炭素数2〜18を有する直鎖アルケニル基、炭素数3〜18を有する分岐鎖アルケニル基、炭素数6〜18を有するアリール基、又は炭素数7〜18を有するアラルキル基を表し、X12は、炭素数2〜4の直鎖又は分岐アルキレン基を表し、mは0〜4を表し、m個のX10は同一でも異なってもよいが、mが0の時、X8 、X9 及びX11のうち、少なくとも1つは水素原子以外の基であり、mが1〜4の時、X8 、X9 、m個のX10及びX11のうち、少なくとも1つは水素原子以外の基である。)で表されるアミン化合物、並びに(D)ハイドロフルオロカーボンを含有する冷凍機作動流体用組成物。
IPC (7件):
C10M169/04 ,  C10M105:18 ,  C10M137:02 ,  C10M137:04 ,  C10M133:04 ,  C10N 30:06 ,  C10N 40:30

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