特許
J-GLOBAL ID:200903082463770770

造管後の降伏比が低い高強度鋼管素材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-106697
公開番号(公開出願番号):特開2003-293076
出願日: 2002年04月09日
公開日(公表日): 2003年10月15日
要約:
【要約】【課題】 靭性特性を劣化させることなく造管後の降伏比が低い高強度鋼管用素材およびその製造方法を提案する。【解決手段】 C:0.04〜0.08mass%を含有し、さらにCu,Ni,CrおよびMoのうちから選ばれる1種または2種以上を、下記式;Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/32+Mo/7≧0.11の関係を満たして含有する鋼スラブを、1000〜1250°Cに加熱した後、850°C以下での累積圧下率を75%以上、圧延終了温度を700〜800°Cとする熱間圧延を行い、その後、(圧延終了温度〜圧延終了温度-50°C)から200°C以下までを、冷却速度10〜30°C/secで水冷することにより、アスペクト比≦4.0のマルテンサイト-オーステナイト共存組織が全組織の5〜20vol%であるベイナイト組織とする。
請求項(抜粋):
C:0.04〜0.08mass%、Si:0.05〜0.50mass%、Mn:1.5〜2.5mass%、Al:0.01〜0.10mass%、Nb:0.01〜0.08mass%、Ti:0.005〜0.020mass%を含有し、さらにCu,Ni,CrおよびMoのうちから選ばれる1種または2種以上を、Cu:0.2〜0.7mass%、Ni:0.2〜1.0mass%、Cr:0.2〜0.7mass%、Mo:0.2〜0.7mass%で、かつ、下記式;Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/32+Mo/7≧0.11の関係を満たすように含有し、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、アスペクト比≦4.0のマルテンサイト-オーステナイト共存組織が全組織の5〜20vol%であるベイナイト組織を主とするミクロ組織を有し、造管後の降伏比が85%以下であることを特徴とする造管後の降伏比が低い高強度鋼管素材。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/02 B ,  C22C 38/58
Fターム (20件):
4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA17 ,  4K032AA19 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA40 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CB02 ,  4K032CC02 ,  4K032CC03 ,  4K032CD03

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