特許
J-GLOBAL ID:200903082469522816

コンピュータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-231616
公開番号(公開出願番号):特開平9-081504
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】DMAシリアルチャネルプロトコルを改良して、マスタアボートの誤発生を防止する。【解決手段】PCIマスタ41がトランザクションを実行している期間中に、そのPCIマスタ41よりも優先度の高い内部PCIバス2上のPCIデバイスのバスアクセス要求信号REQ#がアクティブにされると、シリアルGNT#によってPCIマスタ41に対してGNT#が切れたことが通知されるが、この通知には時間が掛かる。このため、外部PCIバス4上のトランザクションが終了される前に内部PCIバス2上の新たなバスマスタによって、外部PCIバス4上のデバイスをターゲットとするトランザクションが実行される場合があるが、この場合には、EPBB201によってターゲットリトライか通知され、これによってマスタアボートの誤発生が防止される。
請求項(抜粋):
第1のPCIバスと、この第1のPCIバス上に定義され、その第1のPCIバスに接続されたバスマスタ毎に1組ずつ割り当てられているバスアクセス要求信号(REQ#)線およびバスアクセス許可信号(GNT#)線を利用してバスアクセスを調停するバスアービタであって、バスマスタ毎にアービトレーションの優先度がプログラム可能に構成されているバスアービタと、前記第1のPCIバスに接続され、直接メモリアクセス(DMA)を実行するDMAコントローラと、前記第1のPCIバスと第2のPCIバスとの間に接続され、前記第1のPCIバスのバスマスタとして機能するブリッジ装置であって、前記第2のPCIバスに接続されたPCI拡張デバイスそれぞれからのバスアクセス要求信号(REQ#)を、前記ブリッジ装置に割り当てられたバスアクセス要求信号(REQ#)線を利用して前記DMAコントローラにシリアル送信するブリッジ装置と、前記PCIバスに接続され、前記ブリッジ装置からシリアル送信された情報を前記バスアービタ(PBA)に入力するためのバスアクセス要求信号(REQ#)に変換する手段と、前記PCIバスに接続され、前記バスアービタ(PBA)からのバスアクセス許可信号の状態を、前記ブリッジ装置に割り当てられたバスアクセス許可信号(GNT#)線を利用したシリアル転送サイクルによって前記ブリッジ装置にシリアル送信する手段とを具備し、前記ブリッジ装置は、前記第2の拡張バス上のPCI拡張デバイスによって実行されているトランザクションが終了される前に前記第2の拡張バス上のデバイスをターゲットとするトランザクションが前記PCIバス上のデバイスによって開始されたとき、そのトランザクションを開始した前記PCIバス上のデバイスに対してターゲットリトライを通知する手段を具備することを特徴とするコンピュータシステム。

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