特許
J-GLOBAL ID:200903082471347320

振動騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-081360
公開番号(公開出願番号):特開平6-266376
出願日: 1993年03月16日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 振動騒音周期が変動しても所望の振動騒音低減化を図ることができ、しかも過剰品質や過剰な演算負荷を生じることなく振動騒音制御装置を提供する。【構成】 回転検出センサ10により検出された回転信号に基づいて基礎パルス信号Xを生成し、通常は一定のサンプリング周期毎に適応制御回路15を駆動させてWフィルタ19のフィルタ係数を更新する。一方、基礎パルス信号Xは周期計測手段13でその発生周期が計測され、修正アルゴリズム処理部14で前回の発生周期と今回の発生周期とが比較され、該比較結果に応じてWフィルタのフィルタ係数及びタップ数を修正する。
請求項(抜粋):
周期的または擬似周期的な振動騒音を発する振動騒音源からの伝達特性を変化させて所定の制御信号を出力する適応型デジタルフィルタを備えた第1のフィルタ手段と、前記制御信号を駆動信号に変換する駆動信号生成手段と、該駆動信号生成手段により発生する駆動信号と前記振動騒音源からの振動騒音との誤差を検出する誤差信号検出手段と、前記駆動信号生成手段と前記誤差信号検出手段との間に形成される振動騒音伝達経路の伝達特性を表現する第2のフィルタ手段と、前記誤差信号検出手段の検出結果と前記第2のフィルタ手段から出力される参照信号と前記第1のフィルタ手段のフィルタ係数に基づいて前記振動騒音誤差信号が最小値となるように前記第1のフィルタ手段のフィルタ係数を所定のサンプリング周期毎に順次更新する制御信号更新手段とを備えた振動騒音制御装置において、前記振動騒音源の駆動周期に同期して発生する第1のパルス信号を検出する第1のパルス信号検出手段と、前記第1のパルス信号を分周して生成された第2のパルス信号をトリガ信号として前記第1及び第2のフィルタ手段に入力する入力手段と、前記第1のパルス信号の発生周期を計測する発生周期計測手段と、該発生周期計測手段により計測された発生周期の前回値TP0と今回値TP1とを比較する比較手段とを備え、前記比較手段の比較結果に応じて前記第1のフィルタ手段の適応型デジタルフィルタのフィルタ係数とタップ数とを修正する修正手段を有していることを特徴とする振動騒音制御装置。
IPC (5件):
G10K 11/16 ,  B60R 11/02 ,  H03H 17/02 ,  H03H 17/04 ,  H03H 21/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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