特許
J-GLOBAL ID:200903082488397887

差動制限装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永嶋 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-094545
公開番号(公開出願番号):特開平11-294561
出願日: 1998年04月07日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 音の発生や磨耗を促進させることなく、部品点数も少ない、安価で簡素な構造のイニシャルトルク発生部品が採用された差動制限装置を提供することを目的とする。【解決手段】 デフケース1の回転駆動力を該デフケース1に形成された筒状凹部1C内にそれぞれ収納され、互いに噛合する少なくとも一対のピニオンギヤ2、3を介して前記デフケース1の回転軸上に配置された左右のサイドギヤ4、5にトルク配分して伝達する差動装置の相対回転部分(4、5)間を制動して差動制限力を得る差動制限装置において、前記相対回転部分4、5間に設けられた凹部4B、5Bに収納される筒状弾性部材6を介在させてイニシャルトルクを発生させるように構成したことを特徴とするもので、前記筒状弾性部材6の復元力によりサイドギヤ4、5を軸方向外側に押圧してデフケース1の側面との間に発生した制動力によって差動制限作用が行われる。
請求項(抜粋):
デフケースの回転駆動力を該デフケースに形成された筒状凹部内にそれぞれ収納され、互いに噛合する少なくとも一対のピニオンギヤを介して前記デフケースの回転軸上に配置された左右のサイドギヤにトルク配分して伝達する差動装置の相対回転部分間を制動して差動制限力を得る差動制限装置において、前記相対回転部分間に設けられた凹部に収納される筒状弾性部材を介在させたことを特徴とする差動制限装置。
IPC (2件):
F16H 48/20 ,  B60K 23/04
FI (2件):
F16H 1/45 ,  B60K 23/04 Z

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