特許
J-GLOBAL ID:200903082505018771

クラッチレス圧縮機の動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-031851
公開番号(公開出願番号):特開2002-235661
出願日: 2001年02月08日
公開日(公表日): 2002年08月23日
要約:
【要約】【課題】 離脱トルクのバラツキが小さく、設定した過負荷時にプーリからシャフトへの回転動力の伝達を確実に断つことができるクラッチレス圧縮機の動力伝達装置を提供する。【解決手段】 駆動源からの駆動力が伝わるプーリ10と、シャフト2に装着されるハブ20と、プーリ10からハブ20に回転力を伝えるための中継部材30とを備えたクラッチレス圧縮機の動力伝達装置において、所定温度以上になったときに溶融する溶融部60を介してハブ20に結合した金属リング50と中継部材30との間にトレランスリング70を設ける。圧縮機側の負荷トルクが設定値以上に過大になった場合、トレランスリング70と金属リング50との接触面にすべりが生じ、接触面に摩擦熱が発生する。この摩擦熱が金属リング50を介して溶融部60に伝達され、溶融部60が溶融され、シャフト2からプーリ10への過負荷トルクの伝達が遮断される。
請求項(抜粋):
駆動源からの駆動力が伝わるプーリと、シャフトに装着されるハブと、前記プーリから前記ハブに回転力を伝えるための中継部材とを備えたクラッチレス圧縮機の動力伝達装置において、前記ハブと前記中継部材との間に配置された金属リングと、前記ハブ及び中継部材の一方と前記金属リングとを結合させ、所定温度以上になったときに溶融してその結合状態を解除する溶融部と、前記ハブ及び前記中継部材の他方と前記金属リングとの間に配置され、周方向へ波形部分が形成されたリング状の鋼部材とを備え、前記鋼部材の弾力によって前記ハブ及び前記中継部材の他方と前記金属リングとが一体的に結合していることを特徴とするクラッチレス圧縮機の動力伝達装置。
IPC (2件):
F04B 35/00 ,  F16H 55/36
FI (2件):
F04B 35/00 A ,  F16H 55/36 Z
Fターム (8件):
3H076AA06 ,  3H076BB28 ,  3H076CC12 ,  3H076CC16 ,  3J031AA02 ,  3J031BA08 ,  3J031BA19 ,  3J031CA03

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