特許
J-GLOBAL ID:200903082507296833

ワイヤーハーネス検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-292739
公開番号(公開出願番号):特開平8-146070
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 ワイヤーハーネスの組立ラインにおいて組立時の不良率低減を図れると共に最終的な良,不良の検査をも可能にし、組立作業の能率の向上を図れるようにすることを目的とする。【構成】 入力,出力,接続端子群23,24,25、信号出力部38,信号入力部39、第1,第2記憶部40,41、比較判定部42、点灯・点滅駆動部44、制御部48を備えた検査装置本体1と、入力側,出力側コネクタ4,5、LED6、アース板7を備えた作業盤2とを一つのフレキシブルプリント配線板92より電気的に接続するようにしたものである。
請求項(抜粋):
記憶モード時に、モデルワイヤーハーネスの仕様である各芯線両端の端子とコネクタの各端子挿入孔との挿入状態を基準データとして記憶し、指示モード時に、各芯線の一端側には一方のコネクタが装着され他端側にはそれぞれ端子のみが接続されている対象ワイヤーハーネスの他端側の端子を他方のコネクタのどの端子挿入孔に挿入すべきかを前記基準データに基づいて指示し、検査モード時に、前記指示モードにおける指示に従って他端側の端子が他方のコネクタの所定の端子挿入孔に挿入されて得られた被検査ワイヤーハーネスの各芯線とその両端に装着されたコネクタの各端子挿入孔との挿入状態が、モデルワイヤーハーネスの挿入状態と一致しているかどうかを前記基準データに基づいて検査するワイヤーハーネス検査装置であって、複数の入力端子から成る入力端子群と、前記各入力端子に順次検査信号を出力する信号出力部と、複数の出力端子から成る出力端子群と、前記各出力端子を介して順次に信号が入力される信号入力部と、複数の接続端子から成る接続端子群と、記憶モード時にモデルワイヤーハーネスの挿入状態である基準データを記憶する基準データ記憶部と、指示モード時に前記基準データに基づき前記接続端子に点灯駆動信号を出力する発光素子の点灯駆動部と、検査モード時に被検査ワイヤーハーネスの挿入状態である検査データを記憶する検査データ記憶部と、検査モード時に前記基準データと前記検査データとを比較して前記検査データ中に不良が生じているときに不良内容に応じた異常信号をそれぞれ出力する比較判定部と、検査モード時に前記異常信号の入力により不良箇所に対応する前記接続端子に不良内容に応じた点滅パターンの点滅駆動信号を出力する発光素子の点滅駆動部とを備えた検査装置本体、及び前記本体側の前記入力端子群の各入力端子に接続され前記記憶,指示及び検査の各モード時にモデルワイヤーハーネス,対象ワイヤーハーネス及び被検査ワイヤーハーネスそれぞれの一方のコネクタが嵌着される入力側コネクタと、前記本体側の前記出力端子群の各出力端子に接続され前記記憶及び検査モード時にモデルワイヤーハーネスの他方のコネクタ及び被検査ワイヤーハーネスの他方のコネクタが嵌着される出力側コネクタと、前記出力側コネクタの各ピンの近傍にそれぞれ配設されて前記本体側の前記接続端子群の各接続端子に接続され前記検査モード時に前記点滅駆動信号の入力により当該点滅駆動信号の点滅パターンで点滅する不良表示,端子挿入指示兼用の複数の発光素子と、指示モード時に対象ワイヤーハーネスの一方のコネクタが前記入力側コネクタに嵌着された状態でこの対象ワイヤーハーネスの他端側の各端子のうちいずれかの端子が択一的に選択されることにより,この端子に対応する前記基準データ中の端子挿入孔の近傍に位置する前記発光素子を点灯すべく前記接続端子を特定する特定手段とを備えた作業盤により構成されていることを特徴とするワイヤーハーネス検査装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭48-036315
  • 特開昭61-176868

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