特許
J-GLOBAL ID:200903082511771937

アクロレインを含む気体流れの精製のための方法及びプラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-185363
公開番号(公開出願番号):特開平9-020711
出願日: 1996年06月27日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【課題】 アクロレイン、水、酸及び非凝縮性物の気体状混合物中のアクロレインの精製のための方法であって、特にMTPAの合成におけるアクロレインの直接の使用を可能にする方法、また、精製収率ができる限り高く、それでいてアクロレインの劣化のリスクを最小に減らすような方法、最後に、使用する装置の汚れを回避する方法を提供することである。【解決手段】 第一段階においては、例えばプロピレンのアクロレインへの気相酸化から生じる、アクロレインを含む供給気体流れを、冷却カラム中で気体状流出物及び液体流れに分溜するが、この時カラムのボトムでの液体流れの温度は、供給気体流れの凝縮温度よりも低いか又は等しく、この温度の差は20°Cを越えない。そして、第二段階においては、気体状流出物を20°Cよりも低い温度で凝縮させて、液体留分及び精製された気体状留分を与える。
請求項(抜粋):
供給気体流れ中に存在するアクロレインの精製のための方法であって、第一段階において、カラムのボトムに存在する液体流れの温度が供給気体流れの凝縮温度よりも低いか又は等しくそして温度の差が20°Cを越えないような冷却カラム操作において、供給気体流れを気体状流出物と液体流れとに分溜すること、そして次に第二段階において、20°Cよりも低い温度で気体状流出物を凝縮させて液体留分及び精製された気体状留分を与えることを含んで成る方法。
IPC (3件):
C07C 47/22 ,  C07C 45/81 ,  B01D 3/00
FI (3件):
C07C 47/22 K ,  C07C 45/81 ,  B01D 3/00 A

前のページに戻る