特許
J-GLOBAL ID:200903082512645986

多重通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-168063
公開番号(公開出願番号):特開平8-033070
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】車両電装に多重通信を適用した場合に、通信異常発生時にもその影響を抑制し、良好な応答性を確保できるようにした多重通信方法を提供することにある。【構成】親局から各子局への再送信の回数TXNに制限を設けると共に、1通信サイクル当りの再送信の合計回数TXCまたは再送信に費やす合計時間TCNTに制限を設けることにより、各子局との通信の順序に優先度を設定可能とし、優先度の高い子局との入力データ更新周期が優先度の低い子局との通信異常の悪影響を受けずに済むようにし、システム全体としての正確な制御を可能にした。
請求項(抜粋):
一つの親局と複数の子局とが多重通信線により接続され、親局はまず一つの子局へ送信を行い、次いで、これを受信した子局からの返信を受信するというアクセス動作を、予め定められたアクセス順序に従って順次各子局に対して行い、このアクセス順序の一定のパターンを1通信サイクルとして繰り返す多重通信方法において、親局は、上記子局からの返信を正常に受信したときは、アクセス順序に従って次の子局へのアクセス動作に移り、子局からの返信に異常を検知したときに、下記の再送信条件が成立している場合は同一の子局へ再送信を行い、再送信条件が成立していない場合は上記アクセス順序に従って次の子局とのアクセス動作に移ることとし、親局には、上記1通信サイクル中に、子局毎に再送信した回数を計数する再送カウンタと、上記1通信サイクル中に、全子局それぞれに再送信した回数の合計を計数する再送合計カウンタとを設置し、上記再送カウンタの計数値が各子局毎に予め定められた特定値以下であり、かつ、上記再送合計カウンタの計数値も所定値以下であれば、上記再送信条件が成立しているものとすることを特徴とする多重通信方法。
IPC (4件):
H04Q 9/00 321 ,  B60R 16/02 665 ,  H04L 1/16 ,  H04L 12/40
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭60-058741
  • 特開平4-266238
  • 状態監視装置付ネットワーク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-191733   出願人:トヨタ自動車株式会社
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