特許
J-GLOBAL ID:200903082514934705

触媒燃焼式脱臭方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-004239
公開番号(公開出願番号):特開平8-192027
出願日: 1995年01月13日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】簡単な装置構成で、運転操作および取扱いが極めて容易で、設備費ならびにランニングコストが安価な触媒燃焼式脱臭方法とその装置を提供する。【構成】酸化触媒を用いた触媒燃焼方式による脱臭方法であって、筒状の触媒燃焼式脱臭反応塔の下部に燃焼バーナを設け、燃焼バーナの上部に触媒層を配設して、燃焼バーナと触媒層との距離を脱臭反応塔の内径の1/2以上、もしくは3/4以上隔てて配設し、処理ガスの温度差による脱臭反応塔の入口部と出口部に通風力(差圧)を発生させ、ほぼ均一な触媒層温度で効果的な脱臭反応を行う。【効果】処理ガスの循環ファンが不要で、脱臭プロセスが極めてシンプルとなり、脱臭装置の設備費およびランニングコストも著しく低減されるため、広範囲の産業分野への普及促進をはかることができ、悪臭等による環境汚染を防止することができる。
請求項(抜粋):
筒状の触媒燃焼式脱臭反応塔の下部から処理ガスを導入し、酸化触媒層により触媒燃焼させて無臭の処理ガスとした後、該脱臭反応塔の上部より排出する触媒燃焼式脱臭方法であって、上記脱臭反応塔の下部に燃焼バーナを設けて処理ガスを所定の温度に加熱して、処理ガスの密度差による上記脱臭反応塔の入口部と出口部に通風力を発生させ、上記酸化触媒層の圧力損失を上記通風力以下に設定することによって上記処理ガスが酸化触媒層を通過するようにして触媒燃焼により無臭の安全な物質に変換することを特徴とする触媒燃焼式脱臭方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭53-048074
  • 特開昭53-048074

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