特許
J-GLOBAL ID:200903082519037329

棒先付きねじ用転造ダイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 兼子 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-155734
公開番号(公開出願番号):特開2001-334338
出願日: 2000年05月26日
公開日(公表日): 2001年12月04日
要約:
【要約】【課題】 被転造素材の外周面がスリップすることを防止して、かかるスリップに伴って軸状部材のねじ部のおねじ等が剥離して破損することを防止することができる棒先付きねじ用転造ダイスを提供すること。【解決手段】 転造ダイス1によれば、本ねじ転造面2によってワークの外周面にねじ部品のねじ部21を転造する場合に、棒先転造面3によってねじ部品の棒先部が転造されると共に、棒先用ねじ山5及び棒先用ねじ溝7によって、棒先部に棒先ねじ溝及び棒先ねじ山が形成される。このため、棒先転造面3により転造されるねじ部品の棒先部は、その外周面に棒先用ねじ山5及び棒先用ねじ溝7が食い込みつつ転造されるので、ワークの軸部が棒先転造面3との当接面でスリップすることが防止される。よって、かかるスリップに伴ってワークの外周面に転造された本ねじ山が剥離することがなく、ねじ部品のねじ部が破損することを防止することができる。
請求項(抜粋):
被転造素材の外周面に当接され、その外周面を塑性変形させて、おねじ等が設けられたねじ部とそのねじ部より外径が小さな棒先部とを有する軸状部材を転造する棒先付きねじ用転造ダイスにおいて、軸状部材のねじ部のねじ溝を形成するダイスねじ山と軸状部材のねじ部のねじ山を形成するダイスねじ溝とを有するねじ転造面と、そのねじ転造面に沿って並設され、軸状部材の棒先部にねじ溝を形成する棒先用ダイスねじ山と軸状部材の棒先部にねじ山を形成する棒先用ダイスねじ溝とを有する棒先用転造面とを備え、その棒先用転造面における棒先用ダイスねじ山の山頂は前記ダイスねじ山の山頂より高くされ、且つ、前記棒先用ダイスねじ溝の谷底は前記ダイスねじ山の山頂より低くされると共に、前記棒先用ダイスねじ山のねじ山高さは、前記ダイスねじ山のねじ山高さ以下とされていることを特徴とする棒先付きねじ用転造ダイス。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ねじ転造用平ダイス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-204312   出願人:ミネベア株式会社

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