特許
J-GLOBAL ID:200903082521072727
原子炉格納容器の基部を保護する方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-317945
公開番号(公開出願番号):特開平5-249273
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 蒸発爆発を防止する。【構成】 原子炉を格納する格納容器空洞において、原子炉圧力容器下の乾燥環境においてパイルに配置したビームの表面に原子炉から漏れる溶融材料を遮断させ、規則的かつ三次元に再分布させる段階と、再凝固の後に、ビームにおける薄厚層においてたい積された溶融材料を初期的に冷却し、再凝固する段階と、ビームのパイルを含む空洞に注水するために、タンクから送られた冷却流体により最終的に冷却する段階とを含む。
請求項(抜粋):
原子炉炉心の炉心溶解と原子炉圧力容器の下に位置する格納容器空洞に落下する溶融材料の圧力容器から生ずる漏れに係わる事故の場合に、原子力発電所における原子炉格納容器基部の保全性を保護するための方法であって、a)遮断要素を用いて、原子炉から落下する溶融材料を遮断し、該遮断要素の表面の薄厚の層において規則的かつ三次元にそれを再分布させ、溶融材料が格納容器基部と接触するのを防止することと、b)溶融材料を冷却し、再凝固することと、c)冷却流体の作用により冷却することとを含む方法において、冷却と再凝固のための溶融材料の遮断と再分布が、原子炉の下の格納容器空洞における乾燥環境において、遮断要素によって行われ、該遮断要素は、構成された材料の高熱容量及び伝熱率により、溶融材料の急速な初期冷却及び再凝固を生じさせ、該遮断要素を含む格納容器空洞は、溶融材料が再凝固した後であるが、該遮断要素の質量が過度に過熱する前に、冷却流体により注水され、該遮断要素の表面に分布された凝固材料の最終冷却を達成することを特徴とする方法。
IPC (2件):
G21C 9/016
, G21C 3/04 GDP
FI (3件):
G21C 9/00 GDP H
, G21C 9/00 GDB H
, G21C 9/00 GDD H
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