特許
J-GLOBAL ID:200903082521898900

画像処理における検査対象位置設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-203006
公開番号(公開出願番号):特開平6-028471
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 方形又は円形に限定さた試料の2値画像の輪郭を認識せずに両者を判定し、試料上の検査対象領域を設定する。【構成】 予めその内部に検査対象位置が設定された方形モデルM1,円形モデルM2を設定し、試料11若しくは12全体の画像110 又は120 をX-Y座標系上で2値化して一方の値の領域を処理対象領域として抽出し、その面積及び周囲長の関係から方形の試料11か円形の試料12かを判定する。方形の試料11では抽出された処理対象領域のX軸方向の最大,最小座標値及びそれぞれのY座標値と、Y軸方向の最大,最小座標値及びそれぞれのX座標値の内の少なくとも3点を求め、円形の試料12ではX軸方向又はY軸方向の最大,最小座標値及びそれぞれのY座標値又はX座標値を求め、これらに基づいて方形モデルM1又は円形モデルM2の座標を当てはめることにより予め設定されている検査対象位置を決定する。
請求項(抜粋):
方形または円形の試料上の所定の位置を画像処理により検査する際の検査対象位置設定方法において、予めその内部に検査対象位置となるべき点が位置決めされた方形モデル及び円形モデルを設定し、処理対象試料全体の画像を撮像し、撮像された処理対象試料全体の画像をX-Y座標系上で2値化して一方の値の領域を処理対象領域として抽出し、抽出された処理対象領域の画素数を計数して面積を求め、抽出された処理対象領域からその縮小画像を作成して両者の差分を求めることにより輪郭の画像を作成し、作成された輪郭の画像を構成する画素を計数して周囲長を求め、求められた面積と周囲長との関係から抽出された処理対象領域が方形の試料の画像であるか円形の試料の画像であるかを判定し、抽出された処理対象領域が方形の試料の画像である場合は、抽出された処理対象領域のX軸方向の最大,最小座標値及びそれぞれのY座標値と、Y軸方向の最大,最小座標値及びそれぞれのX座標値との4点の座標値の内の3点または4点の座標値を求め、求められた3点または4点の座標値を方形の4頂点の内の対応する3頂点または4頂点の座標値としてそれらに前記方形モデルの対応する点の座標値を当てはめ、当てはめられた方形モデル内において予め位置決めされている点を検査対象位置として設定し、抽出された処理対象領域が円形の試料の画像である場合は、抽出された処理対象領域のX軸方向の最大,最小座標値及びそれぞれのY座標値の2点、またはY軸方向の最大,最小座標値及びそれぞれのX座標値の2点、もしくは4点すべての座標値を求め、求められた2点または4点の座標値を円形の外接正方形との直径上の2接点の座標値または4接点の座標値としてそれらに前記円形モデルの対応する点の座標値を当てはめ、当てはめられた円形モデル内において予め位置決めされている点を検査対象位置として設定することを特徴とする画像処理における処理対象領域設定方法。
IPC (3件):
G06F 15/70 355 ,  G06F 15/62 380 ,  G06F 15/64 340

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