特許
J-GLOBAL ID:200903082523833350

ゲルのないマイクロエマルジョン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-198075
公開番号(公開出願番号):特開平9-132646
出願日: 1996年07月26日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 ゲルのない非線状シロキサンポリマーマイクロエマルジョンを作れる方法を提供する。【解決手段】 環状シロキサン及び多官能性シランを、ノニオン界面活性剤、アニオン性又はカチオン性界面活性剤及び触媒中で、分子量の望みの増加が得られるまで共重合することによりオルガノポリシロキサンのマイクロエマルジョンを調製する。本発明は、シランの濃度と得られたオルガノポリシロキサン中のシラノール濃度を制御して、官能基比Φが上記マイクロエマルジョン中の有限のオルガノポリシロキサン種のゲルのないポリマー分子量分布を形成するようにし、上記マイクロエマルジョン中のオルガノポリシロキサンのゲル含量を制御することにある。
請求項(抜粋):
次の(i)及び(ii)を含む非ゲル化オルガノポリシロキサンのマイクロエマルジョンの製造方法:(i)環状シロキサンと、非置換アルキルトリアルコキシシラン、アリールトリアルコキシシラン又はテトラアルコキシシランと、をノニオン界面活性剤、アニオン性又はカチオン性界面活性剤及び触媒を含む水性媒体中で、望みの分子量増加が得られるまで共重合し、(ii)次の(a)及び(b)によってマイクロエマルジョン中のオルガノポリシロキサンのゲル含量を調節する:(a)予め定められた官能基数比Φの関数としての、シランの濃度とシラノールの濃度を制御し、(b)前記官能基数比Φは次の式で示されるものである:【数1】(ここに、fは、シラン官能基数であり、〔Rn SiO(4-n)/2 〕及び〔SiOH〕は、それぞれRn SiO(4-n)/2 及びSiOHの濃度であり、MWSiOHはシラノールの分子量であり、MWRn SiO(4-n)/2 は、枝分かれした部位の分子量であり、nは、0又は1であり、そしてRは、有機基である。)
IPC (2件):
C08G 77/06 NUG ,  C08L 83/04 LRM
FI (2件):
C08G 77/06 NUG ,  C08L 83/04 LRM

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