特許

J-GLOBAL ID：200903082526146575

樹脂組成物

発明者： 小田 弘治 ,  荒木 伸一
出願人/特許権者： 旭化成株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-082595
公開番号（公開出願番号）：特開2003-277596
出願日： 2002年03月25日
公開日（公表日）： 2003年10月02日
要約：

【要約】【課題】 安全性の高いオルガノポリシロキサンを用いた、芳香族ポリカーボネートとスチレン系樹脂を含む組成物であって、樹脂成分に燃焼性の高いスチレン系樹脂を含んでいるにもかかわらず、薄肉に成形した場合にも、優れた難燃性を示す樹脂組成物を提供すること。【解決手段】 芳香族ポリカーボネート50〜95重量%およびスチレン系樹脂50〜5重量%よりなる樹脂成分(A)100重量部に対して、特定のオルガノポリシロキサン(B)0.1〜15重量部、およびパーフルオロアルカンスルホン酸カリウムおよび/またはナトリウム(C)0.05〜5重量部を含む樹脂組成物。

請求項（抜粋）：

芳香族ポリカーボネート50〜95重量%およびスチレン系樹脂50〜5重量%よりなる樹脂成分(A)100重量部に対して、オルガノポリシロキサン(B)0.1〜15重量部、およびパーフルオロアルカンスルホン酸カリウムおよび/またはナトリウム(C)0.05〜5重量部を含む樹脂組成物であって、オルガノポリシロキサン(B)が、化学式(1)で表される一官能性シロキサン単位(M単位)、(式中、Rは、各々独立に、炭素数1〜8のアルキル基、および炭素数6〜12の非置換または置換芳香族基よりなる群から選ばれる1価の炭化水素基である)【化1】化学式(2)で表される二官能性繰り返しシロキサン単位(D単位)、【化2】(式中、Rは、化学式(1)と同じ)化学式(3)で表される三官能性繰り返しシロキサン単位(T単位)、【化3】(式中、Rは、化学式(1)と同じ)および化学式(4)で表される四官能性繰り返しシロキサン単位(Q単位)【化4】から選ばれる少なくとも一種を含み、オルガノポリシロキサン(B)中の各単位の含有率は、オルガノポリシロキサン(B)中のM単位、D単位、T単位およびQ単位の全モル量を基準にして、M単位が0〜50モル%、D単位が0〜30モル%、Qが単位0〜50モル%であり、化学式(5)で表される、芳香族基で置換された三官能性繰り返しシロキサン単位(T単位)の含有率が50〜100モル%であることを特徴とする樹脂組成物。【化5】(式中、R’は、炭素数6〜12の1価の非置換または置換芳香族基である)

IPC (5件)：

C08L 69/00 ,  C08K 5/42 ,  C08L 25:04 ,  C08L 83:04 ,  C08L 27:12

FI (5件)：

C08L 69/00 ,  C08K 5/42 ,  C08L 25:04 ,  C08L 83:04 ,  C08L 27:12

Fターム (25件)：

4J002BC032 ,  4J002BC062 ,  4J002BC072 ,  4J002BC082 ,  4J002BC092 ,  4J002BD124 ,  4J002BD144 ,  4J002BD154 ,  4J002BD164 ,  4J002BN062 ,  4J002BN122 ,  4J002BN142 ,  4J002BN152 ,  4J002BN162 ,  4J002BN172 ,  4J002CG011 ,  4J002CG021 ,  4J002CP033 ,  4J002EV256 ,  4J002FD130 ,  4J002FD133 ,  4J002FD134 ,  4J002FD136 ,  4J002GN00 ,  4J002GQ00