特許
J-GLOBAL ID:200903082533251686

車室内騒音低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-014927
公開番号(公開出願番号):特開平6-230788
出願日: 1993年02月01日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 運転条件により複雑に変化する車室内騒音の効率的な消音が可能で、且つ広い消音領域を得ることのできる車室内騒音低減装置を提供する。【構成】 エンジン1への燃料噴射パルスTi に含まれる負荷情報LE と回転情報NE を基にCLM0 選択設定回路9a,9bで、CLM0 記憶回路10a,10bから予め記憶しておいた補償係数CLM0 を選択しCLM0 回路3a,3bに設定する。また、エンジン1の振動騒音に対し、エンジン振動と相関の高いプライマリソースPs を適応フィルタ2a,2bで合成してスピーカ5a,5bから相殺音として発生する。受聴点の干渉結果はエラーマイク7a,7bにより誤差信号として検出される。また、プライマリソースPs はCLM0 回路3a,3bに入力され各補償係数CLM0 と合成されてLMS演算回路6a,6bに送られ、この信号と誤差信号とに基づき適応フィルタ2a,2bの各フィルタ係数を更新する。
請求項(抜粋):
エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、エンジン振動と相関の高い騒音振動源信号を適応フィルタによりキャンセル信号として合成するキャンセル信号合成手段と、上記キャンセル信号を騒音に対する相殺音として音源から発生する相殺音発生手段と、受聴点における騒音低減状態を誤差信号として検出する誤差信号検出手段と、上記騒音振動源信号を所定の補償係数と合成する入力信号補償手段と、エンジンの運転状態に応じて予め記憶しておいた補償係数を選択し上記入力信号補償手段に設定する補償係数設定手段と、上記入力信号補償手段からの信号と上記誤差信号とに基づき上記適応フィルタのフィルタ係数を更新するフィルタ係数更新手段とを備えたことを特徴とする車室内騒音低減装置。
IPC (6件):
G10K 11/16 ,  B60R 11/02 ,  F01N 1/00 ,  H03H 17/02 ,  H03H 17/04 ,  H03H 21/00

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