特許
J-GLOBAL ID:200903082536912560

漏れ電流測定装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-024235
公開番号(公開出願番号):特開平9-218228
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 活線状態において、各分岐線ごとの対地漏れ電流を高精度に測定することができる漏れ電流測定装置および方法を提供する。【解決手段】 同軸ケーブル68は、同心状に形成されたアウターケーブル68aおよびインナーケーブル68bにより構成されている。同軸ケーブル68を抱込むように、環状コイル72が配置されている。同軸ケーブル68の周囲には負荷電流による磁界は生ぜず、対地漏れ電流による磁界のみが生ずる。この磁界により環状コイル72に発生した誘導電流は、負担抵抗R1により電圧に変換され、最終的に主メモリ4に取込まれる。同様に、線間電圧も主メモリ4に取込まれる。CPU6は、これらのデータに基づいて、対地漏れ有効電流、対地漏れ無効電流等を算出する。このため、負荷電流が流れている場合であっても、負荷本線において対地漏れ電流を測定することができる。
請求項(抜粋):
交流電源と電気負荷とを電気的に接続し得るとともに電源側で接地された一対の電気配線の対地漏れ電流を、活線状態で測定する漏れ電流測定装置であって、前記電気配線の電源側と負荷側との間に直列に挿入することにより、負荷電流に起因する磁界を抑制するよう構成した磁界抑制導電手段、磁界抑制導電手段の近傍に生ずる磁界に基づいて、前記電気配線の対地漏れ電流を測定する電流測定手段、前記電気配線の線間電圧と電流測定手段の測定した対地漏れ電流とに基づいて、対地間の絶縁不良に起因する対地漏れ有効電流および対地間の静電容量に起因する対地漏れ無効電流の、少なくとも一方を算出する漏れ電流算出手段、を備えたことを特徴とする漏れ電流測定装置。
IPC (2件):
G01R 27/18 ,  G01R 31/02
FI (2件):
G01R 27/18 ,  G01R 31/02

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