特許
J-GLOBAL ID:200903082554717170

沸騰水型原子力発電所の給水制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三谷 惠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-250924
公開番号(公開出願番号):特開2000-081497
出願日: 1998年09月04日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】【課題】 原子炉の出力低下が発生した場合に運転員の負担を軽減し、適正に原子炉に給水流量を供給できる給水制御装置を得ることである。【解決手段】 出力低下事象判定手段9により原子炉出力が低下する事象が発生したと判定されたときは、復水流量判定手段7は原子炉給水ポンプ入口の復水流量を検出しその復水流量が通常状態より減少しているか否かを判定する。復水流量が減少しているときは、流量要求制限器8はその復水流量に基づいて原子炉に供給可能な給水流量を算出し、主制御器5からの流量要求信号をその供給可能な給水流量に制限する。
請求項(抜粋):
通常運転時には原子炉水位が水位設定値に維持されるように主蒸気流量と給水流量との偏差を加味した三要素制御で、原子炉出力低下事象発生時には原子炉水位による単要素制御で、主制御器から原子炉給水ポンプに給水流量の流量要求信号を出力し、原子炉水位を制御するようにした沸騰水型原子力発電所の給水制御装置において、前記原子炉出力が低下する事象が発生しているか否かを判定する出力低下事象判定手段と、前記出力低下事象判定手段により原子炉出力が低下する事象が発生したと判定されたときは前記原子炉給水ポンプ入口の復水流量を検出しその復水流量が通常状態より減少しているか否かを判定する復水流量判定手段と、前記復水流量判定手段で検出された復水流量に基づいて前記原子炉に供給可能な給水流量を算出し前記主制御器からの流量要求信号をその供給可能な給水流量に制限する流量要求制限器とを備えたことを特徴とする沸騰水型原子力発電所の給水制御装置。
IPC (2件):
G21D 3/08 GDB ,  F22D 5/26
FI (2件):
G21D 3/08 GDB T ,  F22D 5/26 A

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