特許
J-GLOBAL ID:200903082556657914

自動車用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-293113
公開番号(公開出願番号):特開平8-150829
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 コンプレッサがオイルを必要とする場合に、最もオイルの溜まりやすいエバポレータからコンプレッサにオイルを戻し、コンプレッサの保護を図り、しかも冷力の低下を防止するようにした「自動車用空気調和装置」を提供すること。【構成】 コンプレッサ1の起動時、高速回転あるいは低速回転している場合に生じるオイル不足に関しては、起動検知手段30、回転数検知手段40によりコンプレッサ1の回転Aを検知して潤滑不足を防止し、また、高負荷状態の場合には外気温度検知手段50、外気温度検知手段50、ブロア電圧検知手段60、ドア状態検知手段70によりオイル戻しを行なわないようにしているので、コンプレッサ1の保護と、自動車用空気調和装置の冷力低下も防止できることになる。
請求項(抜粋):
冷房サイクルの一部を構成しているエバポレータ(5) とコンプレッサ(1) を連通するメインの回路をバイパスするように設けれたバイパス通路(Pb)に開閉弁(11)を設け、この開閉弁(11)を制御することによりエバポレータ(5) 内のオイルをコンプレッサ(1) に戻すようにした自動車用空気調和装置において、前記開閉弁(11)を制御する制御部(6) に、エンジン(21)の始動を検知する起動検知手段(30)と、コンプレッサ(1) の回転数(A) を検知する回転数検知手段(40)とを接続し、前記起動検知手段(30)がエンジン(21)の起動を検知したとき、または回転数検知手段(40)が所定の高速回転以上又は所定の低速回転以下を検知したとき、前記制御部(6) から前記開閉弁(11)の作動部(12)に当該開閉弁(11)を「開」状態とする信号を出力するようにしたことを特徴とする自動車用空気調和装置。

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