特許
J-GLOBAL ID:200903082560429349

液式筆記具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 政名 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-243848
公開番号(公開出願番号):特開平10-086582
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 インク収容部のインクの消費並びに同インク収容部の内圧変化に対応して摺動するスライド栓を具備してなる液式筆記具において、軸筒内の内圧の変化に全く影響されることなく、筆記毎に所定量のインクをペン体に安定供給する。【解決手段】 軸筒内のインク収容部2側と摺動自在に備えられているペン体5側とを開閉可能に区画する弁機構と、インク収容部のインクMの消費並びに圧力変化に対応して摺動するスライド栓22とを具備し,弁機構をペン体に押されて弾性変形することにより開弁される第1弁口6を設けた弾性部材からなる有底筒状の弁体3と、この弁体との間にインク溜め間隙13をおいて弁体3を同軸状に包囲する囲繞筒部4-1 の後端に、弁体の弾性作用により閉弁される第2弁口7を開口してなる弁枠4とから構成して、弁体3がペン体に押されて弾性変形することで、弁体3の第1弁口が開弁され、一方、弁体3の弁部3-1 が弁枠4の第2弁口7に当接せしめて第2弁口7が閉弁される。
請求項(抜粋):
インクを収容する軸筒内のインク収容部側と軸筒の先端に軸方向に摺動自在に備えられているペン体側とを開閉可能に区画する弁機構と、軸筒の後部側に液密性を持って摺動自在に備えられて、前記インク収容部のインクの消費並びに同インク収容部の圧力変化に対応して摺動するスライド栓とを具備してなり、前記弁機構をペン体の後端側を挿入保持し得る内径で前端を開口すると共に、筆圧により後退するペン体に押されて軸方向に弾性変形するその弾性作用により開弁される第1弁口を設けた弾性部材からなる有底筒状の弁体と、この弁体との間に適宜のインク溜め間隙をおいて該弁体を同軸状に包囲する内径と長さで前端を開口する囲繞筒部の後端に、弁体の前記弾性作用により閉弁される第2弁口を開口してなる弁枠とから構成した事を特徴とする液式筆記具。
IPC (3件):
B43K 5/08 ,  A45D 40/20 ,  B43K 8/02
FI (3件):
B43K 5/08 ,  A45D 40/20 E ,  B43K 8/02 A

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