特許
J-GLOBAL ID:200903082571166056

電動車輌の制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉信 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-206658
公開番号(公開出願番号):特開平7-322411
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 回生制動によるエネルギ-回収効率を高める。前輪ロック時に制動力の不足を補う。モ-ド切換時に、ブレ-キペダルの急激な沈み込み,油激音の発生,Gショックの発生,車輌の不安定な挙動などの不都合を回避する。制動の遅れを回避する。【構成】 通常は回生優先モ-ドで制動動作し、前輪のスリップ率Sが大きい時には、後輪のバイパス弁53の開閉動作を短時間で繰り返して、後輪の油圧を増圧させ、制動力配分を理想制動力配分線に近い特性B3まで変化させる。増圧カ-ブの傾きを定めるバイパス弁53の開時間と閉時間を、前輪の減速度Gに応じて決定する。前輪を駆動輪とし、後輪を従動輪とする。回生動作を中止する時に、回生制動力の減少分だけ油圧制動力を補うように回生制動力の減少カ-ブと油圧制動力の上昇カ-ブを対応付ける。
請求項(抜粋):
電気エネルギ-を蓄える車上バッテリ-;該車上バッテリ-からの電力により車輪を駆動する電気駆動手段;前記車輪の回転に伴なって前記電気駆動手段が発生する電力を前記車上バッテリ-に戻す回生制動手段;ブレ-キペダルの操作量に応じた液圧を発生する液圧発生手段;該液圧発生手段が発生する液圧に応じて車輪に制動力を与える液圧制動手段;及び前記液圧発生手段から液圧制動手段への液圧の伝達を制限する弁手段;を備える電動車輌の制動装置であって、所定の条件を満たした場合に、前記弁手段の制限を解除して前記液圧発生手段の液圧を液圧制動手段に供給するものにおいて:車輪の制動状態を検出する制動状態検出手段;及び前記所定の条件を満たし前記弁手段が制限状態から開放状態に切り換えられる時に、切り換えの移行状態を、前記制動状態検出手段が検出した車輪の制動状態に応じて決定する、切換制御手段;を設けたことを特徴とする、電動車輌の制動装置。
IPC (2件):
B60L 7/24 ,  B60L 7/14

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