特許
J-GLOBAL ID:200903082572907440

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-023159
公開番号(公開出願番号):特開平8-218823
出願日: 1995年02月10日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】可変バルブタイミング機構(VVT)を搭載した内燃機関において、内燃機関の急加速時又は急減速時の過渡時にタイミングベルトの歯跳びによるバルブスタンプを防止してピストン及びバルブの損傷を未然に防止する。【構成】バルブタイミング制御装置はVVT46、回転速度センサ39及び電子制御装置(ECU )91を備える。ECU91は回転速度センサ39の検出信号に基づき、回転速度の変化量を算出する。ECU91は内燃機関が急加速又は急減速されて変化量が判定値よりも大きい場合に、VVT46の制御デューティを零にして、吸気バルブ11とピストン5 とが接触する場合に比べ、吸気バルブ11がピストン5 側へ最大量変位する際のクランク角と、ピストン5 が吸気バルブ11側へ最大量変位する際のクランク角との角度差が大きくなるようにVVT46を駆動制御する。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトの回転にともない作動し、燃焼室に連通する吸気通路及び排気通路を開閉する吸気バルブ及び排気バルブと、前記燃焼室に連通するシリンダ内をクランクシャフトの回転にともない往復動するピストンと、前記クランクシャフトの回転にともない変化するクランク角に対する、少なくとも一方のバルブの開閉タイミングを所定の角度範囲内で変更するための可変バルブタイミング機構と、前記可変バルブタイミング機構が設けられた側のバルブの開閉タイミングを検出するタイミング検出手段と、前記内燃機関の回転速度を含む運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段による運転状態に応じたバルブの目標開閉タイミングを算出する目標タイミング算出手段と、前記タイミング検出手段による開閉タイミングを前記目標タイミング算出手段による目標開閉タイミングに近づけるべく前記可変バルブタイミング機構を駆動制御する制御手段とを備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記運転状態検出手段により検出された内燃機関の回転速度から該回転速度の変化量を求める変化量算出手段と、前記変化量算出手段による変化量が予め設定された急加速又は急減速の判定値より大きいときには、前記バルブがピストン側へ最大量変位する際のクランク角と、ピストンがバルブ側へ最大量変位する際のクランク角との角度差が、バルブ及びピストンの干渉時の角度差よりも大きくなるように、目標タイミング算出手段の目標開閉タイミングを強制的に変更する目標タイミング変更手段とを設けた内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (7件):
F01L 1/34 ,  F02B 67/06 ,  F02B 77/08 ,  F02D 13/02 ,  F02D 45/00 310 ,  F02D 45/00 345 ,  F02D 45/00 362
FI (8件):
F01L 1/34 Z ,  F01L 1/34 C ,  F02B 67/06 J ,  F02B 77/08 L ,  F02D 13/02 H ,  F02D 45/00 310 A ,  F02D 45/00 345 Z ,  F02D 45/00 362 H
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-269340

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