特許
J-GLOBAL ID:200903082576335964

涙液制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 関根 秀太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-057786
公開番号(公開出願番号):特開平6-311997
出願日: 1993年02月22日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】涙液が眼の表面から涙点開口部を通って涙小管に流出するのを効果的かつ可逆的に防止する。【構成】涙液制御装置20の先端部22と頭部24の間に軸部を設け、頭部側の軸部の直径は先端部側の軸部の直径より小さく、軸部側壁は頭部から先端部に向けて外側に傾斜している。この側壁の傾斜があるため、涙点開口部50を取り囲む線維弾性組織によって制御装置に下向きの力を付与することになり、プラグを適切な位置にしっかり保持する。最良の形態では、軸は頭部側で円筒状、下部では円錐形になっており涙点開口部20の実際の形状に一致する。
請求項(抜粋):
全体に逆切頭円錐形をなし、装着者の涙点開口部からこれにつながる涙小管の全体が垂直な部分にむけて涙液制御装置を少なくとも部分的に装着するのを容易にする先端部と、全体が他の部分より大径のドーム形をなし、涙点開口部を通ってこれにつながる全体が垂直な涙小管の中に涙液制御装置が完全に流れ落ちるのを防ぐ働きをする頭部と、一端が該頭部と、もう一方の端部が該先端部と一体的に接続して頭部と先端部を相互に接続し、その周囲が患者の環状の涙点開口部組織と係合している軸部とからなり、該軸部の該頭部側の直径が該先端部側の直径よりも小さいため、環状の涙点開口部組織の持つ横方向の閉塞力が、軸部に涙液制御装置の先端部に向かうベクトルをもつ力となって軸部に働く結果、涙液制御装置が涙点開口部に確実に保持され、涙液が眼の表面から涙点開口部を通ってこれにつながる涙小管に流れるのを防ぐことを特徴とする、眼の表面から涙点開口部を通って涙小管に涙液が流れるのを遮断するための涙液制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-292953
  • 特開昭49-129391

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