特許
J-GLOBAL ID:200903082584555540

内接噛合形遊星歯車装置及び該内接噛合形遊星歯車装置の外ピンと接触する外ピン穴接触面の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-156008
公開番号(公開出願番号):特開平6-074303
出願日: 1991年05月31日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 内接噛合形遊星歯車装置の外歯歯車と外ピンとの接触面を安価に形成させ、もって高性能、長寿命とする。【構成】 内歯歯車10をアルミニウム展伸材で構成して外ピン穴13の内周面を軸方向の微小な凹凸溝で形成し、外ピン穴の径を外ピンの径よりも大きくすると同時に外ピン11を外周面の表面粗さが1μm未満に鏡面仕上げされた焼入れ鋼で構成し、動力伝達時に外ピン穴の凹凸溝を外ピンにより圧延して外ピン穴の円周方向アラサをならす。
請求項(抜粋):
外歯がトロコイド系歯形等からなる外歯歯車と、前記外歯と噛合する外ピンよりなる内歯を有すると共に該外ピンを保持するほぼ半円形の外ピン穴を内周面に有する内歯歯車と、よりなる内接噛合形遊星歯車装置において、前記内歯歯車が押出加工、引抜加工等によるアルミニウム展伸材で構成すると共に、前記外ピン穴の内周面が微小な凹凸溝を軸方向に形成して加工されることにより外ピン穴の径を外ピンの径よりも大径に構成されてなり、前記外ピンが外周面の表面粗さを1μm未満に鏡面仕上げされた焼入れ鋼で構成され、動力伝達時に外ピンが外歯歯車からの荷重を受けながら外ピン穴に保持されてすべりと転がりを伴った回転を行うことにより前記外ピン穴の凹凸溝を外ピンにより圧延して外ピン穴の円周方向アラサをならしてなることを特徴とする内接噛合形遊星歯車装置。
IPC (2件):
F16H 1/32 ,  F04C 2/10 341

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