特許
J-GLOBAL ID:200903082585147208

地盤中への管挿入時に於ける止水方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-159912
公開番号(公開出願番号):特開平10-008873
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 開削孔から地盤中へ管を挿入する場合に、地下水が開削孔へ湧水するのを簡易、且つ、確実に防止する。【解決手段】 山留壁12の一部を切除し、更にその奥の地盤13を水平方向に所定深さだけ手掘して先掘部14を形成する。そして、該先掘部14に凍結治具21を設置する。該凍結治具21の鋼板22は、パイプルーフ鋼管31の外周に合わせて略半円環状に形成されている。また、該鋼板22の内周面には流速抵抗材24を配設するとともに、外周面には凍結管25を配管してある。該凍結管25に液体窒素を導入すれば、凍結治具21の周辺が局所的に冷却されて凍結領域Rを形成する。そして、地盤13中の地下水が先掘部14へ流れ込んで来ると、この凍結領域Rに捕獲されて凍結することとなる。斯くして、パイプルーフ鋼管発進部20から開削孔11への湧水が防止される。
請求項(抜粋):
開削孔から地盤中へ挿入される管の外周に合わせて形成した鋼板に凍結管を配管して凍結治具を形成し、該凍結治具を開削孔の管発進部に設置して、その凍結管に凍結剤を導入するとともに、該凍結治具内に管を挿通しつつ、該管を地盤中へ挿入することを特徴とする地盤中への管挿入時に於ける止水方法。
IPC (2件):
E21D 9/04 ,  E02D 19/14
FI (3件):
E21D 9/04 C ,  E21D 9/04 F ,  E02D 19/14

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