特許
J-GLOBAL ID:200903082586533764

誘電体フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 栗原 聖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-156867
公開番号(公開出願番号):特開平11-340708
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 様々な特性要求を満足し得るフィルタ回路を構成可能な上に、従来の誘電体フィルタに比較し、小型・低背化が容易で安価な誘電体フィルタを提供すること。【解決手段】 誘電体ブロック1の端面間に複数の貫通孔2を設け、貫通孔2の内面に設けた内部導体3と、開放端面1Aを除いて誘電体ブロックの側面1C,1D,1E,1Fと他方の端面1Bに設けた外部導体4と、一対の入出力電極17を有する誘電体フィルタにおいて、誘電体ブロック1に段差部12を形成し、段差部12内に電気結合素子としてのコンデンサ13a,13b,13cを配置している。コンデンサ13a等を実装するためのスペースやそのための基板が不要となるので、小型・低背化が可能となる。また、段差部12内に、コンデンサ13a,13b,13cを接続するための導体16を設け、この接続用導体16と内部導体3との結合を直列容量として用いることで、2つの減衰極を有する周波数特性が得られるので、減衰極を形成するための別付けのコンデンサが要らないため、安価である。
請求項(抜粋):
誘電体ブロックの端面間に少なくとも1つの孔を設け、該孔の内面に設けた内部導体と、前記誘電体ブロックの少なくとも側面に設けた外部導体とを有する誘電体共振器に一対の入出力電極をそれぞれ電気結合素子により接続してなる誘電体フィルタにおいて、前記誘電体ブロックに凹部を形成し、該凹部内に前記電気結合素子を配置したことを特徴とする誘電体フィルタ。
FI (4件):
H01P 1/205 B ,  H01P 1/205 D ,  H01P 1/205 G ,  H01P 1/205 K

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