特許
J-GLOBAL ID:200903082589381515

トルク設定アダプタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-170045
公開番号(公開出願番号):特開2005-001087
出願日: 2003年06月13日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【目的】締付工具に取付けるトルク設定アダプタにおいて、不完全なクラッチの断続状態によるカジリ現象を防止し、逆転時には特別な正逆転切り換え機構や切り換え操作を不要にする。【構成】トルク設定アダプタ5は入力軸6,クラッチ部材7,出力軸8を備え、入力軸6とクラッチ部材7は常時一体回転し、クラッチ部材7と出力軸8はトルクスプリング46によるセット荷重を基準に断続可能とする。入力軸6の外周面にプレッシャーボール33と傾斜溝14を設け、クラッチ部材7のインナー41が設定値を超えた反力により後退して角穴43と6角部20の噛み合いを解くとプレッシャーボール33がインナー41に設けた係合凹部45へ嵌合して、戻りを阻止することにより確実な分離を維持するため、半クラッチ状態を防ぐことができる。また、出力軸8を逆転させると、傾斜溝14が締付回転側へ傾いているため、インナー41の後退を阻止して逆転駆動を可能にする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
締付工具の出力部へ取付けて使用するトルク設定アダプタにおいて、 締付工具の出力部へ接続される入力軸と、締結部材を回転させる出力軸と、これら入力軸と出力軸の間に介装されるクラッチ部材とを備え、入力軸又は出力軸のいずれか一方がクラッチ部材と常時一体回転可能に接続する一体軸となり、他方がトルク設定部材により、出力軸側のトルクが設定値以下のとき接続して回転し、設定値を超えると分離した回転非伝達状態にする結合・分離軸をなすとともに、前記クラッチ部材が回転非伝達状態になったとき、その位置を維持するための分離状態維持手段を備えたことを特徴とするトルク設定アダプタ。
IPC (2件):
B25B23/157 ,  B25B23/14
FI (2件):
B25B23/157 Z ,  B25B23/14 610R
Fターム (13件):
3C038AA01 ,  3C038AA03 ,  3C038AA04 ,  3C038BC03 ,  3C038CA03 ,  3C038CA06 ,  3C038CB06 ,  3C038CC01 ,  3C038CD01 ,  3C038EA01 ,  3C038EA02 ,  3C038EA03 ,  3C038EA06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭54-008000
  • 特開昭50-084998

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