特許
J-GLOBAL ID:200903082593903968

超音波探触子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-364345
公開番号(公開出願番号):特開平11-178823
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 電子走査型超音波探触子の性能低下なしに、圧電振動素子の機械的強度を増すととに、滅菌溶剤による素子接着層へのダメージを防止する。【解決手段】 電子走査型超音波探触子は、圧電振動子1、第1音響整合層2、第2音響整合層3を有する各圧電振動素子1a、1b、1c...1nで構成されている。分割された各圧電振動素子1a、1b、1c...1nの間の分割溝の内部、第2音響整合層3の表面、および背面負荷5を含む超音波変換素子全周に、硬度が高く溶剤透過性が小さいポリパラキシリレンなどの補強層6を設ける。補強層6により、各圧電振動素子1a、1b、1c...1nが、外部応力や衝撃により機械的に破損することを防止するとともに、滅菌用溶剤の侵入を防止する。圧電振動素子1と第1音響整合層2の間の接着層(図示せず)などへ溶剤が侵入して接着剤にダメージを与えることを防止できる。
請求項(抜粋):
超音波を送受波する圧電振動子と、超音波を効率よく伝搬させるために前記圧電振動子に接着された一層以上の音響整合層と、残響を抑えるために前記圧電振動子の背面に接着された背面負荷と、超音波を収束するために前記音響整合層に接着された音響レンズとから構成され、前記圧電振動子及び全ての前記音響整合層が前記背面負荷まで切り込まれた分割溝で走査方向に分割された超音波変換素子からなる電子走査型超音波探触子において、前記音響レンズと接する前記音響整合層の表面と、前記分割溝の内部と、前記背面負荷を含む前記超音波変換素子全体に補強層を設けたことを特徴とする超音波探触子。
IPC (3件):
A61B 8/00 ,  G01N 29/24 ,  H04R 17/00 332
FI (3件):
A61B 8/00 ,  G01N 29/24 ,  H04R 17/00 332 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-200099
  • 超音波プローブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-138753   出願人:東芝メディカルエンジニアリング株式会社, 株式会社東芝
  • 超音波探触子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-079310   出願人:日本電波工業株式会社
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