特許
J-GLOBAL ID:200903082598255107

液晶表示素子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-078378
公開番号(公開出願番号):特開平6-301015
出願日: 1993年04月05日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】 均一な径の液晶領域を、基板表面に沿った方向において規則正しく配置でき、これにより閾値特性が急峻であり、かつ、コントラストの優れたものとする。【構成】 光硬化性の高分子樹脂と液晶との混合物4を、少なくとも一方が透明である2枚の基板1、3間に注入し、絵素の大きさの少なくとも30%以上の面積に相当する部分で照射光強度を減じて、混合物4に光10を照射する。照射方向は、ホトマスク7が設けられた側から行うとよい。すると、混合物4の光が強く当たった部分では、高分子樹脂が硬化して両基板1、3に到達する壁8となり、その壁8で囲まれた部分に液晶領域9が形成された状態となる。
請求項(抜粋):
絵素がマトリクス状に配された高分子分散型であり、かつ、散乱型である液晶表示素子において、電極をそれぞれ有する2つの基板の少なくとも一方が透明となっており、該2つの基板が電極側を内側にして対向配設され、対向する2つの基板の間に、両基板に到達する高分子からなる壁と、該壁で包囲されて閉じ込められた液晶領域とからなる液晶層が挟持され、一つの液晶領域から隣接する液晶領域までの基板表面に沿った方向での距離aが該方向における絵素寸法内であり、かつ、該距離の平均値bに対し3b/2>a>b/2となる液晶領域間が全体の80%以上である規則性を有する液晶表示素子。

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