特許
J-GLOBAL ID:200903082601691649

弁リフト範囲自動調節機構付き減圧弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-258528
公開番号(公開出願番号):特開平7-114419
出願日: 1993年10月15日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 1系統の配管中に1台の減圧弁を使用するのみで、所要の減圧制御と温度・流量等制御との2種類の自動制御を重合して操作可能にする。【構成】 1次側流路11aと2次側流路11b間に設けられる主弁座14,主弁座に常時圧接される主弁体15,主弁体に常時開弁方向へ向けて当接される主弁軸17と、減圧された制御流体を導入して主弁軸を開弁方向に作動させるダイヤフラム機構18,20とを備え、主弁座への主弁体の弁開度を機械的且つ自動的に調整して制御流体を減圧制御する減圧弁10の構成において、主弁体のリフト範囲Lを規制するストッパ部材31と、ストッパ部材を主弁体のリフト方向に進退作動させる駆動手段34と、ストッパ部材位置を検出する位置検出手段37と、位置検出手段からの検出信号に基づいて駆動手段を駆動制御し、リフト範囲を設定すると共に、負荷側からの温度・流量等の制御信号に対応して、規制位置を調整する自動制御装置38とを備え、制御流体の減圧制御に合わせて負荷側での温度・流量等制御をなし得るように構成する。
請求項(抜粋):
制御流体発生源からの1次側導入流路と負荷側への2次側導出流路間に設けられる主弁座,及び該主弁座に対してリフト可能にされ、且つ常時閉弁方向へ圧接される主弁体,並びに該主弁体に常時開弁方向へ向けて当接される主弁軸と、減圧された制御流体を導入して前記主弁軸を開弁方向に作動させるダイヤフラム機構,又はピストン機構とを少なくとも備え、加圧された制御流体圧により、前記主弁座への主弁体の弁開度を機械的且つ自動的に調整して該制御流体を減圧制御する減圧弁の構成において、前記主弁体の最大リフトを規制するストッパ部材と、該ストッパ部材を主弁体のリフト方向に進退作動させて規制位置に移動する駆動手段と、該駆動手段によって移動されたストッパ部材の規制位置を検出する位置検出手段と、前記駆動手段を位置検出手段からの検出信号に基づいて駆動制御し、前記最大リフトを設定すると共に、前記負荷側からの温度・流量等の制御信号に対応して、前記規制位置を調整する自動制御装置とを備え、前記制御流体の減圧制御に合わせて、同時に前記負荷側での温度・流量等制御をなし得るようにしたことを特徴とする弁リフト範囲自動調節機構付き減圧弁。

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