特許
J-GLOBAL ID:200903082603070048

インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-317947
公開番号(公開出願番号):特開平7-177793
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 交流電動機の力行過電流状態或いは回生過電流状態での不用意な過電流トリップ及び交流電動機の失速を未然に防止すること。【構成】 正側ピーク電流Idcp が許容値Idcpoを越えた交流電動機の力行過電流状態となったときには、加速制御中であった場合にIdcp がIdcpo以下に下がるまで出力周波数を増加停止若しくは減少させる加速抑制制御を行い、減速制御中であった場合にIdcp がIdcpo以下に下がるまで出力周波数の減少割合を大きくする減速促進制御を行い、すべりを減少させる。負側ピーク電流Idcn が許容値Idcnoを越えた交流電動機の回生過電流状態となったときには、加速制御中であった場合にIdcn がIdcno以下に下がるまで出力周波数の増加割合を大きくする加速促進制御を行い、減速制御中であった場合には、Idcn がIdcno以下に下がるまで出力周波数を減少停止若しくは増加させる減速抑制制御を行い、負のすべりを減少させる。
請求項(抜粋):
直流電源出力をスイッチングするためのインバータ主回路と、このインバータ主回路のスイッチング動作を制御することにより可変電圧・可変周波数の交流電圧を出力させる制御回路装置とを備え、その出力周波数を漸増或いは漸減させることにより交流電動機の可変速駆動を行うように構成されたインバータ装置において、前記直流電源及びインバータ主回路間に流れる直流電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段により検出される直流電流の正側ピーク電流を検出して前記制御回路装置に与える正側ピーク電流検出手段と、延期電流検出手段により検出される直流電流の負側ピーク電流を検出して前記制御回路装置に与える負側ピーク電流検出手段とを備え、前記制御回路装置は、入力される正側ピーク電流が許容値を越えた状態においては、前記交流電動機の加速制御中であった場合に当該正側ピーク電流が上記許容値以下に下がるまで出力周波数を増加停止若しくは減少させる加速抑制制御を行うと共に、交流電動機の減速制御中であった場合に正側ピーク電流が前記許容値以下に下がるまで出力周波数の減少割合を大きくする減速促進制御を行い、入力される負側ピーク電流が許容値を越えた状態においては、前記交流電動機の加速制御中であった場合に当該負側ピーク電流が上記許容値以下に下がるまで出力周波数の増加割合を大きくする加速促進制御を行うと共に、交流電動機の減速制御中であった場合に負側ピーク電流が前記許容値以下に下がるまで出力周波数を減少停止若しくは増加させる減速抑制制御を行うように構成されていることを特徴とするインバータ装置。
IPC (4件):
H02P 7/63 302 ,  H02P 7/63 ,  H02M 7/48 ,  H02M 7/72
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭63-257494
  • 特開昭64-069293
  • 特開昭52-009278
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