特許
J-GLOBAL ID:200903082607835677

温度補償型発振器とその調整方法及び温度補償型発振用集積回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-311210
公開番号(公開出願番号):特開2003-115720
出願日: 2001年10月09日
公開日(公表日): 2003年04月18日
要約:
【要約】【課題】 容量アレイの面積およびメモリのビット数の増大を抑え、かつ、高精度化が可能な温度補償型発振器とその調整方法及び温度補償型発振用集積回路を提供する。【解決手段】 発振回路5の負荷容量として容量アレイ3とバリキャップダイオード9とを接続して用い前者の容量値をデジタル制御後者の容量値をアナログ制御することにより、デジタル制御に要する補償データの量を削減しながら、高精度の温度補償を可能とする。
請求項(抜粋):
温度に応じたアナログ信号を出力する温度検出器と、前記温度検出器からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器からのデジタル信号をアドレスとして補償データが読み出されるメモリと、前記補償データに応じて発振回路に複数の容量素子を選択的に接続する容量アレイと、水晶振動子等の振動子を発振動作させて発振出力信号を発生し、前記容量アレイを前記発振出力信号の周波数調整要素とした前記発振回路と、外部から入力される外部基準周波数信号と前記発振出力信号との周波数を比較する周波数比較回路と、前記周波数比較回路の周波数比較結果に基づき、各ビットの値が順次決定されるレジスタと、上記メモリから読み出される補償データと前記レジスタから出力されるデジタル信号とを選択的に前記容量アレイに供給する切換回路と、前記容量アレイに接続された電圧可変容量素子と、前記温度検出器のアナログ信号に応じて前記電圧可変容量素子の容量を制御する制御電圧を発生する制御電圧発生回路とを備え、前記レジスタから出力されるデジタル信号を前記切換回路を介して前記容量アレイへ供給して前記デジタル信号に応じて前記複数の容量素子を前記発振回路に接続し、前記発振回路に発振動作を行なわせ、前記周波数比較回路による比較動作毎の比較結果に基づき前記レジスタの各ビットの値を順次決定して前記発振出力信号の周波数を変更し、前記発振回路の発振出力信号の周波数が特定周波数と一致したときの前記レジスタから出力されるデジタル信号を、そのときの前記温度検出器の検出温度に対応して前記A/D変換器から出力されるデジタル信号にてアドレス可能な前記検出温度に対応した前記補償データとして前記メモリに書き込み、当該書込み動作を温度ステップ毎に行なうことを特徴とする温度補償型発振器。
Fターム (19件):
5J079AA04 ,  5J079BA02 ,  5J079BA44 ,  5J079CB01 ,  5J079CB09 ,  5J079DA13 ,  5J079DB04 ,  5J079FA14 ,  5J079FA21 ,  5J079FA24 ,  5J079FB03 ,  5J079FB32 ,  5J079FB37 ,  5J079FB38 ,  5J079FB39 ,  5J079FB48 ,  5J079GA09 ,  5J079JA03 ,  5J079KA02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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