特許
J-GLOBAL ID:200903082627059100
音源の方向を探知するマイクロホン
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-254189
公開番号(公開出願番号):特開平5-066255
出願日: 1991年09月06日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】振動、風により雑音を生じ難い無指向性マイクロホンを使用して、音源の方向を探知するマイクロホンを得ようとする。【構成】一つの円周上に等間隔で4個の無指向性マイクロホンM1 、M2 、M3 、M4を配置し、基線である一つの直径上にあるマイクロホンM1 、M2 について、各一つのマイクロホンの出力と他のマイクロホンの遅延回路D1 又はD2を経た出力とを合成器C1 又はC2 に入れて、両者の差の出力Vs1、Vs2を得る。同様にして基線と直交する直径上のマイクロホンンM3 、M4 について各一方の出力と遅延回路D3 又はD4 を経た他方の出力とを合成器C3 又はC4 に入れて、両者の差の出力Vs3、Vs4を得る。次に出力Vs1、Vs2の差の出力Rm を合成器Cmにより得、出力Vs3、Vs4の差の出力Rs を合成器Cs により得、出力Rm 、Rs を判別器2に入れて、音源方向と基線との角度を知る。更に、音源の音圧レベルの高低の影響をなくす回路を付設する。
請求項(抜粋):
一つの円周上に等間隔で配置した同性質の4個の無指向性マイクロホンM1 、M2 、M3 、M4 のうち、基線となる一つの直径の両端に位置するマイクロホンM1 、M2 の一方のマイクロホンM1 の出力V1 、及び他方のマイクロホンM2 の遅延回路D2 を経た出力Vd2を合成器C1 を通して得た差の出力Vs1と、上記一方のマイクロホンM1 の遅延回路D1 を経た出力Vd1、及び他方のマイクロホンM2 の出力V2 を合成器C2 を通して得た差の出力Vs2を合成器Cm に入れてVs1-Vs2=Rm を求め、同様にしてこの基線となる直径に直交する直径の両端に位置するマイクロホンM3 、M4 のうち一方のマイクロホンM3 の出力V3 、及び他方のマイクロホンM4 の遅延回路D4 を経た出力Vd4を合成器C3 を通して得た差の出力Vs3と、マイクロホンM3 の遅延回路D3 を経た出力Vd3、及び他方のマイクロホンM4 の出力V4 を合成器C4 を通して得た差の出力Vs4を合成器Cs に入れてVs3-Vs4=Rs を求め、出力差Rm と出力差Rs とを判別器2に入力して音源の方向を判別させると共に、真の音源の方向とマイクロホンM1 、M2 又はマイクロホンM3 、M4 を配置した直径に関して対称な方向に音源があるかの如く示される偽音源出力を除き、音源の音圧レベルを観測して、この音圧レベルの高低により出力差Rm 、Rs の絶対値の変動を防止するマイクロホンを付設して成る音源の方向を探知するマイクロホン。
IPC (2件):
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