特許
J-GLOBAL ID:200903082631827421

クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-234862
公開番号(公開出願番号):特開平10-078046
出願日: 1996年09月05日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 小駆動力で制御可能で応答速度の大きなクラッチを提供する。【解決手段】 原動軸2とスプライン6で結合した原動側回転部材12と、従動軸4とキー8で結合した従動側回転部材14とが、共通の回転中心2a,4aの周りに回転可能に配置されている。原動側回転部材12は、それを保持するベアリング26のアウターレースに接続された駆動手段により軸方向に往復移動せしめられる。原動側回転部材12の外周面に形成されたボール保持穴18には、それぞれ回転力伝達ボール20が径方向相対移動可能に保持されている。従動側回転部材14の内周面にはテーパー面22が形成されている。原動側回転部材12を従動側回転部材14に対し軸方向に往復移動させることで、ボール保持穴18の底面がボール20をテーパー面22に押圧する第1状態と、ボール保持穴18の底面がボール18をテーパー面22に押圧しない第2状態とをとる。
請求項(抜粋):
内側回転部材と該内側回転部材の径方向外方に位置せる外側回転部材とが共通の回転中心の周りに回転可能に配置されており、前記内側回転部材及び外側回転部材のうちの一方は他方に対し軸方向移動駆動手段により軸方向に往復移動せしめられ、前記内側回転部材の外周面及び前記外側回転部材の内周面のうちの一方には周方向に均等に配置された複数の回転力伝達部材保持穴が形成されており、該回転力伝達部材保持穴にはそれぞれ回転力伝達部材が径方向相対移動可能に保持されており、前記内側回転部材の外周面及び前記外側回転部材の内周面のうちの他方にはテーパー面が形成されており、前記内側回転部材及び外側回転部材のうちの一方を他方に対し前記軸方向移動駆動手段により軸方向に往復移動させることで、前記回転力伝達部材保持穴の底面が前記回転力伝達部材を前記テーパー面に対し押圧する第1状態と前記回転力伝達部材保持穴の底面が前記回転力伝達部材を前記テーパー面に対し押圧しない第2状態とをとる様にしてなる、ことを特徴とするクラッチ。

前のページに戻る